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魔導兇犬録:哀 believe  作者: HasumiChouji
第二章:この世に神がいるのなら
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(6)

「ホントにどっかに裏で何かやってる人が居るみたい……」

(りん)ちゃん、食事しながら、携帯電話(ブンコPhone)見るの、お行儀悪いよ」

 その日の昼休み、(りん)ちゃんが、お昼ご飯を食べながら、携帯電話(ブンコPhone)で何かを調べていた。

「でも……ちょっと見て……」

「え……?」

「…………」

 普段は、ツッコミ役の瑠華(ルカ)ちゃんが……しばらく、その画面を見た後……。

「ああああ……」

瑠華(ルカ)ちゃん、落ち着いて、深呼吸ッ‼」

「わ……私も……深呼吸した方がいいかな?」

「う……うん……(りん)ちゃんも深呼吸、はい、す〜、は〜、す〜、は〜」

 「無法地帯」と化してる事で有名なあるSNSで、とんでもないコミュニティが出来てた。

 久留米市とその近辺に住んでる……あたし達のファン層向けのコミュニティだ。

 つまり……大半がアレなおじさんだって事だ。

『不祥事で引退予定の偽・御当地魔法少女「プリティ・トリニティ」の再就職を支援する会』

 ……待て……。

『もうすぐ職を失なうプリティ・トリニティが、偽善者どもがやってる人権団体・慈善団体の毒牙にかからない内に、再就職先を御世話してあげよう‼』

 ()らんわッ‼

 頼んでもないのに列挙されてる再就職候補が……。

「えっと……これって……」

「名前からして……違法風俗と……違法ポルノ……」

「あ〜、この写真……う……うそ……」

「あ……そうだ……あたし達の身元がバレてるんなら……こうなるのも……」

『プリティ・ガーネットのお姉ちゃんです。この合法ロリ系女子大生にも仕事を御世話してあげましょう‼』

『この合法ロリも関東難民なの?』

『そりゃ姉妹なんだから、そうに決ってるだろ、JK』

『JKって、常考と女子高生の洒落?』

 あたし達のファン層からして、使ってるのが、下手したら、あたし達が生まれる前のネット用語だけど……問題はそこじゃない。

『関東難民なんだから、大学卒業したって、マトモな就職出来る訳がない。この合法ロリにも俺達が就職先を御世話してあげよう』

『姉妹丼キタ〜‼』

 こ……殺す……。

 殺してやる……。

 可能なら……あたしのファンを皆殺しにしてやる……。

 そこには……あたし達だけでなく……あたしのお姉ちゃんの写真までUPされていた。

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