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日記  作者: 畑々 端子
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2021年11月14日(日)

晴れ


 土曜日休めばよかったのに、無理して出社して完全に落ちた。


 今まではなんとか、崖っぷちでつま先立ちながらも、なんとか頑張ってた。


 けど、落ちた。


 不思議なもので、今まではつま先から滑る様にして、落ちてゆくのだと思ってたけど違った。


 足元の崖すら一瞬で無くなった。


 

 8月に精神病に罹患した先輩に久しぶりに連絡を取ってみた。(最後に連絡した頃は、職場復帰した旨の連絡をうけていたし、連絡がない(不安定になると連絡してくる)ことは安定してることだと思っていたから)でも、違っていて、先輩は退職していまは社会復帰のリハビリに職業訓練施設に体験入所しているのだという。

 今思えば先輩の行動と言うかに自分と重なる予兆があった。先輩も落ちる前、急に短期間で登山にのめり込んでいた。きっと、登山にのめり込むことで、なんとか精神の安定を図ろうと足掻いていたのだと思う。

 私も同じで、今年の1月ごろから、釣りに急激にのめり込むようになったというかした。今までしなかった前日の夜から現地入りしてみたり、ルアーや道具を買いあさってみたり。。。。私も、なんとか心の安定を図っていたのだと思う。。。。。。


 先輩と比べたら私はまだ軽傷なのだろうと思う。だから、今まで避けてきた心療内科医に通院してちゃんと治そうと思う。私の場合、中学校の時にイジメにあった時から、7年間ずっと病んでいた。なんとか踏ん張って社会に出てみたものの、精神の波の上下が大きいのは自覚していた。

 けれど、精神系の病院にかかると、自分は普通の人間ではなくなるのではないか。。。。精神異常者のレッテルを張られるのではないか。周りの目を気にして、通院することはできなかったし、この苦しみから解放されたいを泣き叫びつつも、何もできない現状に真綿で首を絞められるようにして毎日を生きてきた。


 今のままだと、これからもまた同じことを繰り返す。重症化することはあっても回復することはないと思う。これから、結婚もしたい、親にもなるかもしれない。だったら、今のうちに治療しておいた方がいいと思う。


 このようにまだ考えられるだけ、私は先輩よりは軽傷なのだろうと思う。


 食事ができない。


 胃の辺りが気持ち悪く、食事を受け付けない。 一昨日までは食べられていたのに、もう1日と半日以上36時間以上何も食べていないけれど、不思議なもので一向に空腹感がない。


 リストカットとか自傷行為をする人の気持ちがわかった気がする。うまく筆舌できないけど、きっとそうなんだと思う。どうにかしたいけど、どうにもできない。どうしたらいいかわかってるけど、それができないジレンマの行く先が自分を傷つける行為になるのだろうと・・・・・


 明日は休んで、内科を受診して相談してみることにする。

 うまくいけば、紹介してもらえるかもしれないし・・・専門外だから期待は薄いけど・・・・


 少し調べてみたのだけれど、心療内科はすぐに見てもらえる場合が少なくて、初診は数か月待ちのところがおおいらしく。

 私も数か所は電話してみるつもりだけれど、見つかるかどうか・・・・・


 せっかく、生まれてきたのに生きてるのに、毎日死にたい消えてしまいたいなんて思うのはおかしい・・・・

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