改稿案メモ
とりあえず色々ぶれてるな、という感じになってるので、メモ書きっぽく置いときます。
まずやりたいこと。
・元々外れ者の位置にいる主人公が、異世界の生活でもてはやされる
・でも否定派もいるし、そもそも主人公が自分に対して自虐的かつ否定的なので、他と一緒にするのはおかしいだろうと葛藤
・その辺を檎台に見透かされる
・やっぱり周囲とは違うんだから出て行こう(一応それ以外にも理由はある)
他の要素は大体葛藤の踏み台。
問題点としては次。
・中盤の展開がやりたいことに合わせられてねじ曲がってる
・おかげで心情が分かりづらいことになってる
一貫性が無いと言えばいいのかなんというか。
進也の方は、あくまで自己を優先しようとする人間。なので他人から感謝される立場になることに葛藤する、というのがやりたい部分。
檎台を殴っておいて殺さない場面は、この『自分のため』と『他人のため』の思いが入り混じって進也が迷走している表現。(描写が伴っているかはともかく)
なので二回目にあっさり殺しているのは自分のためだけに動くことを決意しているからでもある。
とりあえずもう少し分かり易くすっきり描写できればいいんだけど、葛藤を分かり易くすっきり描写って、どうするんだろう。
そのほかの問題点。
・時間経過が短すぎるので序盤の展開の見直し
・そのために護の能力の発現と発見を遅らせる
もう少し食料の苦難とか乗り越えていくべきな気はする。自殺者が出るような環境づくりになってないと思うし。
そうなると護の能力がずる過ぎるので、後から見つける方がいい。
初日以降に怪物が拠点を再び襲ってきて、その時に見つかるとかがスムーズかな。
ついでにこの時の戦闘で進也が自分の能力を色々試行錯誤するという形にもできる。ノアたちと出会うときにそれをやってたのは何か間抜けだったし。他の神剣使いの描写にもしやすい。
・異世界の手掛かりを増やす
正直、序盤に本当に何も発見していないので、どっかに人家のあった痕跡とか発見する方がいい気がする。
そこから文字や文化を発見したり。資材とか植物の種を見つけたり。
やりすぎるとノアたちと出会うのが遅れるけど。
・各キャラが他者へ抱いている印象の確保
これはもう丁寧に描写しましょうということ以外の何物でもないけど。
少なくとも、進也が学校を離れる展開である以上は、各キャラの進也への印象は厚くしておきたい。特に否定層。
日常生活だと進也の存在はメリットよりデメリットが大きいという部分もかなり必要。
神剣使い同士は基本、どうしても肯定側になってしまうので、一般人枠に知り合いを入れるのがベターな気はする。
・進也の過去
とりあえず火を点けるだけでいい気がする。子供で殺傷は無理やろ。自分の意志で殺害へ踏み切った過去があるって分かれば十分重いと思う。
・梨子の心情描写
これも今は割と唐突になっている。ノアと邂逅後の辺りが特に。
進也が遠くに行くことを感じ始めてるなら、それを考えていることをどっか挟むべき。
皐月に立場を奪われていると感じてる部分も、もうちょい皐月に含むところがあるようにしないと無理。まあやりすぎると恋愛観が表に出た嫉妬っぽくなっちゃうので難しいけど。
こんなところでしょうか。あくまで「修正するならこうしたい」であって、直すよりまず先を書いていくつもりです。