悪夢の続きは現実で
目が覚めるとまず最初に見たことのない天井が目に飛び込んできた。いや、正しくはいつも通りの青空とは違った濁った紫色の空だ。その空を見てここが夢の世界なのだと気づいた。だが夢の世界にしてはあり得ないほど荒れ果てている。脳内に様々な疑問が飛び交っては分からないままその疑問は消えていく。気校生|夢幻悠木がついたら荒れ果てた謎の空間にいたごく普通の高校生夢幻悠木むげんゆうきは取りあえずこの世界の出口を目指して歩き出した。
悪夢は突然に
2019/04/21 17:48