第8話:守護天使
輝美
「おいで、ラツィエル」
開夢
「これがセフィラの持つ守護天使というものか・・・・」
ケルビム
「!?視えるのか?」
「セフィラを持っていないのに視えるのか?」
開夢
「ああ、天使の姿が視える・・・・」
ケルビム
「開夢。私から説明しよう」
「彼女の守護天使ラツィエルは、他の天使達の知らない地上と天界の全ての秘密を知っているが・・・・」
「だが、彼女がまだ幼いゆえか能力の殆どが開示できないようなのだ・・・・」
輝美
「ごめんね・・・・はるむちゃん」
開夢
「謝ることないよ。それで今解ることは、何があるんだい?」
しゅんとしていた顔がパアァっと明るくなった。
そして答えた。
輝美
「黒いおねーちゃんが、セフィラを見つけたようなの」
リヴァイアサン
「ニオウぞ・・・・輝美あの女からセフィラの力を感じるぞ」
輝美
「リヴァイアサン様いつの間に、力を感じるようになったんです?」
リヴァイアサン
「お前の持つセフィラと同じニオイを感じる」
「我も元は神の端くれと言う事か・・・・」
輝美
「それは、セフィラ探しは格段に早くなりますね!」
リヴァイアサン
「良い事だけではない・・・・かなり接近しないと判断ができぬ」
「それに、我はほぼ無力と言っていい程戦力にはならぬ」
「お前が全てなのだ」
輝美
「任せて下さい・・・・私は、全てのセフィラを手にしてみせます」
「そして、リヴァイアサン様の望む世界に・・・・」
リヴァイアサン
「頼むぞ」
そして、私は女性に話しかけた
輝美
「あ、千里さんですよね?私、輝美です!覚えてますか?」
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「え?人違いじゃない?私、千里じゃなくて早苗なんですけど・・・・」
困惑したような顔をして答えた。
輝美
「いいえ・・・・ア・ナ・タで間違いないわ」
「貴女には、視えてるのでしょう?私の守護天使ザドキエルが!」
早苗
「ひぃ、な、なんなのこの子!ちょっと!」
「黒い羽をした天使が視える・・・・誰か!助けて!助けてぇぇえええええ!」
「なんで・・・・?こんなに叫んでるのに誰も見向きもしないなんて!」
「周りに人が居るのに、誰も気づかないの!!!!」
リヴァイアサン
「輝美、ヤツをを我がテリトリーに閉じ込めたぞ」
輝美
「あははは・・・・やっぱり視えてるんだ」
「貴女も持ってる筈よ?早く守護天使を出さないと死ぬことになるわ」
早苗
「ひぃいいいいいいい!なんなのよ!もぉおおお!」
その刹那、早苗の背後に守護天使の姿が浮かび上がった
リヴァイアサン
「第3のセフィラ。守護天使ザフキエル・・・・」
輝美
「初めて他人の守護天使を見たわ・・・・でも、大して強くなさそうね」
「どうせ貴女の願いなんて叶いはしないのだから・・・・」
「でなさい!神殺しの大鎌!」
右腕のリングから大鎌が出現した
もともと、未使用時は腕輪の中に封印されているが自由に出し入れ可能である
早苗
「ひぃ」
輝美
「・・・・ザフキエル・・・・神の番人を意味する天使」
「理解しなさい・・・・これから殺されることを」
何も出来ない早苗のザフキエルの羽を切り落とす
早苗
「うわぁああああああああああああああああああああああああああ」
輝美
「あらあら・・・・天使なのに羽が無くなってしまったわね」
「それじゃ、ただの人間でしかないわ」
早苗
「あぁああ・・・・痛い・・・・背中が痛い」
両手で抱きしめるように背中を押さえしゃがんで悶え苦しんでいる
そんな早苗を見下ろし見飽きた頃
輝美
「反撃もないんじゃ面白く無いわ・・・・さよなら」
そして、一撃のもとに首をはねたのであった
守護天使消滅と共に光り輝く宝石が現れた
輝美
「へぇ・・・・守護天使か持ち主が死ぬと結晶化するのね」
「持ち主が」
セフィラを手に取りリヴァイアサンの前に差し出した
リヴァイアサン
「我々の悲願まで後8っつ」
リヴァイアサンは、口を大きく開けるとセフィラを丸呑みするのであった