3話 設定について
「じゃあ、エルフと妖精のハーフでお願い」
そう私は堂々と言い放ったのだが、案の定こいつは笑っていた
私は変なことを言った覚えは無いのだけれども・・・?
「あっはははは!!!これは面白くなりそうだよ!!!ハーフ!!新しいね!!」
もうこいつ笑いすぎての窒息死すればいいのに。
ていうかハーフって珍しいか?戦争してないんだからいいじゃん別に
「あ、戦争してないんだから別に普通ーって考えてるね?
説明するとね、この世界の種族は他の種族と戦争はしないものの
仲も良くないってことは無いんだけど、何よりも戦争が無い理由はね
お互いの種族に興味がないんだ。だから戦争も起こらなかったんだよ。
ま、内戦はあるけどね。
好きの反対は嫌いじゃなくってさ、無関心なんだよ。
だって相手のことを知っているから好きにもなるし、嫌いにもなる。
でも、存在は知ってるけど興味が無いとか、そんな人知らない~って
パターンだと好きにも嫌いにもなれないんだよ。理解した?」
確かに知らない人を指差して「あの人嫌い」って言うこととかは無いね。
なるほど、一理ある。それに戦争が起こらない理由もちゃんと理解できた。
「しかし私は自分の意見を曲げない!!!!!私はハーフになる!!!」
堂々と宣言してやった!そしたらまた笑ってやがる。そろそろ殴りたい
「あはは・・・ぜぇ・・・はぁ・・・
さてと、じゃあ種族が決まったことだし設定の細かいところを決めよっか」
さっきまで笑ってたくせにさらっと重要なことを投下しやがったぞこいつ
まあいいや
「じゃあ君の現在の情報のカルテと変更するためのカルテを渡すから
自由に決めてね~」
そう言ってあいつはいつの間にか消えていた。
そして、真っ白な空間の中に2枚の紙と1本のペンが浮いていた。
なんでもありなんだな。ここって
とりあえず今の設定を見ながら変えていくかー
なんなら美少女がいいな~でもあえて男にするのもいいかも・・・
そんなことを考えるのが楽しくって、
時間がすごく経っていることにも気づかなかった。
だってゲームとかでの初期設定とか決めるの楽しいじゃん!!!
姿の設定とか変えたりするのって楽しいじゃん!!!
まあ、そんなこんなで設定ができました。
あ、ちゃんと名前も変えてるよ?
ていうか、もう設定変えるのが楽しすぎて私の元の姿の原型留めてないし
ま、いっか☆
はじめましての方は始めまして。
前回から読んで下さっている方は今回もお世話になります!
この作品でのあとがきはこれが初めてですので緊張しますが、大目に見てくれると助かります。
また、今回の作品の更新速度についてですが、とてつもなく遅いです。
とはいえ、自分から書いているので途中放棄はできる限り防ぎたいところですかね。
こんな感じではありますが、よろしくお願いします。
次回はお話ではなく、設定の内容です。
普通はプロローグのあとにするものですがね。