1話 来ちゃった・・・・のか?
驚きの白さとはまさにこれである。白い部屋っていうか何も無い。
私の影すらないという現実味の無い場所だけれども・・・
やりすぎじゃありません?確かに現実味の無い場所を要求しましたけどね?
ここまでしろとは言ってねーよ!!
なんだよこれ!!走っても白、白、白!!!!
しかも物も無いし漫画の白い部屋にあるうすーい線すら無い。
漫画なら絶対苦情くるレベルである。手抜きである。
無駄に疲れた。
そんなことをしていたら自称神が現れた。
「・・・言っとくけどここが君が行く世界って訳じゃないよ?」
それを早く教えろよ
「とりあえず、ここでは基本的な設定?と君が行く世界について教えるね
君が向かう世界はね、いろんな種族がいるんだけど・・・
まあRPGゲームと思ってもらえたらわかりやすいかな?
まあざっくり言うと
森にはエルフ、山にはドワーフ、
平原には獣人とコロボックルとかの種族がいるんだ
それらの種族は戦争とかは無いけど、極端に種族の関わりを持たない種族が
あるんだ。それがエルフだよ。それ以外の種族の間では良好とは言えないけど
関係があるんだ。
まあそこまで気にする必要は無いよ。
ちなみにコロボックルって言うのは小人族のことだよ。
また、本当にRPGっぽいところがね、モンスターがいることなんだ
モンスターはいろいろといるけど大きく分けると5種類いてね
強い順に言うと竜、獣、魚、虫、そしてその他だよ。
その他って言うのはスライムとかのことを指すよ。
襲ってくることはあるけど一定の場所じゃないと出てこないから安心してね
それじゃあ、説明はこの辺にしておいて君はどの種族がいい?
ゆっくり考えてね」
本当にRPGみたいだな・・・ていうか種族1部しかいってない気が・・・
まあいっか。
でも悩みどころだなーどうしよ
「ゆっくり選んでねー」
言われなくてもゆっくり決めますよそりゃあ
んー・・・・・
「あ、そうそう。ほかの種族のことも言っておくね。
基本的に体の形は全種族共通で人の形だよ
他にも人魚、妖精、植物族がいるよ!
ちなみに植物族っていうのはね、基本的に動かないから出会える確立は
低いんだ。妖精とは違う意味での幻想的な姿をしてるんだ」
なんであれもコレも魅力的なんだろう
ぶっちゃけ選べそうにないんだよなー
まあいっか、こいつは神様らしいし何でもありだろ
「決まったよ。私は でお願い」