一分探偵

残り０，１秒

さて謎解きに入ろう

君たちは謎が解けているからここにいることを期待したい

僕は実に残念なことを警察に言った

「これは完全犯罪です。ほとんどね」、と

話は簡単である

凶器はバナナ、またはそれ履準ずるものでもいい

それを凍らして小さなポーチでも何でもいい

それ入れてて会場に侵入

もちろん最新式の検査機械も

ただの凍ったバナナでは止めるわけにはいかない

それは食い物だから、毒でもないし、金属でもない

おっとここで怒らないでくれよ、機械っていうものはそういうものさ

所で本題に入ろう

後はそれこそ簡単だ

停電まで時間を待ち

あとは、、、

さて大騒ぎだろう

しかしまだ警察は来ない

それはそうだろう犯行予告もなしにそんなものは来てくれはしない

その間に犯人はその凶器を温めただろう、たとえば体温でとか

そして最後はパクパクごちそうさまと同時に犯行終了

凶器隠滅である

体から出るうんちと言うのはほとんどが体の老廃物だと知っているだろうか

そしてそれはすなわち、血液も含まれている

それは便をとっても血液反応が出て当たり前なことを意味する

まーどっち道、血液はタンパク質だから消化対象になるはけだが

しかし犯人はきっとそんなことまでは考えてはいない

それこそ凶器の隠滅さえできればいいと思っていたに違いない

それが最後の落とし穴だ、」

僕は警察官に頼みパーティー会場全ての人の顔に、血液反応があるか調べてもらった。その結果、、一人の貴婦人の口元から被害者のディーエヌエーと一致する血液が発見された。