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月蝕孤児院〜終わりの終わり〜 7話

7話です最後まで読んでいただけたら光栄です

宗吉は黒霧を受け入れてから早7年宗吉は21歳である。この話は地獄の序章に過ぎないのだろうか、はたまたこれで終われるのだろうか。

これは神のみぞ知る。

黒霧:グゥッ

宗吉:どうした?黒霧。

黒霧:恐らく白霧の一部が引っ付いてるみたいだ。

宗吉:まぁ白霧の1部って言っても、吸収できるだろ?

黒霧:いやできない。「吸収」の記憶だけ抜き取られてるみたいだ

奏斗:じゃあ宗汰さんに聞いてみるか?

宗吉:そうしてみるか

斗希:そうね!挨拶にも行きたいし…///何かとは言わないけどッ

宗吉:?、まぁ行こう

〜数分後〜

宗吉:父さん代々伝わる黒霧について教えて欲しいんだ

宗汰:遂にこの時が来たか…

宗吉:どういうことだ?

宗汰:来ればわかるさ。奏斗君と斗希さん君たちはここで待機しておくれ。

奏斗、斗希:分かりました。

宗吉:ここは…どこ?

宗汰:ここは人間に霧実験をしてる。

宗吉:そんな……

宗汰:宗吉よ霧ってのは無限の可能性を秘めてるのさぁ

ゲスの効いた笑い声でこちらを見つめながら眼鏡を中指で上げる。

宗吉:父さん!どうしちまったんだよ!

宗汰:黙れ!いいからついてこい!

〜数分後〜

宗吉:なぁなんだよこの化け物は……

宗汰:これは実験体αだ霧の遺伝子を組み込んだが失敗した。αを世に解き放ったら恐らく…

宗吉:恐らく?

宗汰:攻撃を食らったら、確実に原爆と同じ放射能と爆破を受ける。つまり待ち受けているのは「死」だよ

宗吉:なぁいい加減にしてくれよ!本当にどうしたんだよ父さん。

宗汰:フンッ、お前は愚か者だそんな愚かに私の本性を表す必要はないだろ?

α: …おい親子喧嘩なら外でやれ。耳がつんざくんだよ。

宗汰:フンッいい頃合いだ。α檻を開ける出てこい

宗吉:父さんっ!何をするつもりなんだ!自分も犠牲になるんだぞ!

宗汰:黙って見ておれ。

宗汰はαを手で吸収した。

宗吉:ッ!?吸収した!?

宗汰:ぐわぁっっ……

宗汰:ハッハッハお楽しみはコレカラダヨォ ソウキチィィィ

だんだんカタコトになっていき、二之宮宗汰の体がαに乗っ取られた。

宗吉:父さん!!

α:俺はもう貴様の父では無い。「実験体」となるんだよ

宗吉:俺は絶対に実験体にならないぞ!

α:ならせいぜい抵抗しているがいい、全て無駄だがな

宗吉は急いで地下から階段を駆け上がり、奏斗と斗希の方へ走った。

宗吉:奏斗!斗希ちゃん!逃げるぞ!

奏斗:何事だ!!

宗吉:事情は後で説明する!走ることにだけ集中しろ!

奏斗:おい宗吉!鍵開かないぞ外側からロックされ、逃げれないようになってる!

宗吉:クソッなんでこんな時にッッ!

斗希:キャァァァァァァァァ

奏斗:どうした斗希ッッて、え?!なんだよあのバケモンは!!!

宗吉:父さんと地下の実験体が融合したんだ。

宗吉:奏斗力合わせてくれ!

奏斗:当たり前だろう!!

宗吉:斗希ちゃん!霧の能力を俺に分け与えてくれないか!?

斗希:分かったわ!

斗希は宗吉に金の霧を授けた

宗吉はギルバーの霧へ……

ギルバー:父さんを返せ!

α:それは不可能だァ!!!

ギルバー:何故だ!

α:「死んだ」からなぁ

さっきの父さんのようなゲスの効いた笑い声だった。

宗吉:は……?ふ……ふざけんなよ!冗談はよせ!

α:俺は冗談と嘘は嫌いだ。宗吉よ現実はそう甘くねぇんだよ、彼女が復活し……黒霧の能力を使えて浮かれてるよなぁ?

現実はいつも誰に対しても味方しないんだよ!

宗吉:父さんは今さっきまで俺と話していただろ!

α:あれはな……霧だよ残念だったナァ

宗吉:そんな……

α:おぉ?絶望するのか絶望はあきらめじゃないのか?

宗吉:時にはな……引き時っつーもんがあるんだよ。

α:弱虫毛虫が軟弱も程にしろォ!

宗吉グワァァァァァッ

宗吉:奏斗と斗希ちゃん!

階段に鍵があった!そこから逃げろ!

奏斗:でも……放って置けないだろ!

宗吉:これは俺の問題だ!

奏斗:宗吉!アホ抜かすな!お前が1人で抱え込むなって行ったんだろ!俺は、最後までやるぞ……

宗吉:ったくいつの話してんだよ笑

α:よそ見をするなんて、随分元気ですねッ

αがこの戦況を押している。

αが宗吉にとどめを刺そうとしたところ、発砲音が聞こえ始める。

???:久しぶりだなぁ 二之宮宗吉

宗吉:ッ!!!!

それはあの時の武装2人組だったのだ。

???そういや名乗ってなかったな。

久我怜司と神崎炎真だ!

久我怜司は真剣で、冷静に考える性格

神崎炎真はすぐ感情的になる性格だ。

斗希:私が助けを読んでおいたわ!

宗吉:でかした!斗希ちゃん!

久我:この銃を持て、殺しきれねぇが瀕死状態には出来る

宗吉:でもこの中に父さんがッ!

久我:そうか、なら辞めればいい。お前の期待には添えなかったようだ。

久我と神崎が去りかけたところで…

宗吉:待ってください!俺やります!

久我:フッやるようになったじゃねぇか。なぁ神崎

神崎:あの時とはまるで違うな

ーーーーパァーン……

少しの火薬の匂いが混じっていたり血の匂いが混じっていた。

宗吉:これで少しは変われたかな……

その時、久我怜司と神崎炎真が宗吉に銃口を向ける

宗吉:最初からそのつもりだったんですか……どうぞ撃てるなら撃ってみてくださいよ。

久我: ……あの時とは違うな

銃を下ろした

神崎:本物かどうか試しただけだよ。

久我、神崎:アディオス宗吉

αが大声で叫ぶ

宗吉:あそこが心臓か……霧じゃないから臓器なのか。

宗吉:奏斗! 俺が渡したマグナムを貸してくれ

奏斗:あぁ、でもいけるか?

宗吉:あぁ!今ならなんでもできる気がする!

そう言って悶え苦しむαにマグナムを構える

宗吉:父ちゃん俺ちゃんと親孝行出来たかな……俺は父ちゃんといれて幸せだったよ。ちゃんと別れを告げられなかった……だからここにいると思って言うね……

「今までありがとう。俺のたった一人の大切な父ちゃん!」

ーーーードゴォォォン

激しいマグナムの銃声、そして静かになっていくαの悶え苦しむ声。

宗吉は何処か悲しいような……そんな気がしていた

宗吉:俺は……これで合ってたのかな……?(泣)

奏斗:あぁ、お前は世界を救った英雄だ。

斗希:父さんのことは残念だったけど、これからも色んな幸せが宗吉くんを包み込んでくれる。それを父さんも望んでるよ。

宗吉:ありがとう、奏斗、斗希ちゃん

地獄の幕は今ここで閉ざされたこれから二之宮宗吉とその愉快な仲間たちには、これからどんな幸福や、不幸が待ち受けているのか、そのことは、神のみぞ知ることであった。


      月蝕孤児院〜終わりの終わり〜

〜終〜



      月蝕孤児院〜「地獄」の終わり〜

〜終〜




最後まで読んでいただきありがとうございます

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