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君を夢見る午前2時

作者: OvidiusⅢ

感度の悪いヘッドフォンを抜き差しして思った

君にとって僕は必要なの

君の誕生日を祝おうと思って用意したプレゼントも、今でも僕の手の中に

君が嫌いじゃないんだ。きっと重い通りにいかない僕自身が嫌いなんだ。

けど、君は笑わないよね

その小悪魔みたいな笑顔を僕に見せてよ

誰でも虜になってしまうその笑顔を

僕は駄目な奴だから、君が他の男に抱かれる夢をみる

これって君が罪なのか、僕が弱いのか。僕にはもうわからないよ。

君は僕の誕生に眠い擦ってあってくれたよね。

僕には何もさせてくれないの。ケーキもブランドのアクセサリーも

毎日、君に注ぐのはそんなものさ。

それだけじゃないぜ、ふとした気遣いも、ふとした君の不快にも、

僕は気づいて見せて、君を魅せた。

あの、驚いた顔が見たくて、君にプレゼントを用意したんだ。

けど、君は美容院に行くからって、僕はディナーを申し込んだんだよ。

こんな僕を、馬鹿だと笑うかい、騙されてると笑うかい。

そんあ小悪魔な君に夢中な僕は、きっと馬鹿さ。

けど、忘れられないあの夜が、どうしても君を手放すなと叫ぶんだ。

増えてくのは安いアルコールと最近始めたタバコばかり。

今日も、夜な夜な波に打ちひしがれながら、むせかえるタバコを咥えて

君の寝顔を見る夢をみるんだ。


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