作戦会議
キジが所有すると言うクルーザーへ乗り込み、僕、駄犬シロ、美人サオリさん(猿)、茶髪ホスト(キジ)は、一路『鬼ヶ島』を目指す。
「ところで、作戦会議なのですが。」
自称知将を公言するメガネクイ駄犬シロが、みんなの顔を見回しながら告げる。
「うん。とりあえず、皆の特技を教えてほしいかな?」
リーダーである僕が、期待を込めた眼差しで、一同を見回す。
駄犬「知将」
僕「却下。」
0.1秒で即答してやった。
涙目で床に座り込む駄犬。
同情はしないよ?
雉「顔とカネ」
僕「リア充爆発しろっ!
でもって、モゲロっ!!」
「ハッハッハッハー」と余裕顔で、妙に甲高い声であざ笑うかのようにウケルを連発して来るキジ。
うん。
このまま沈めてもイイですか?
サオリさん「・・・・色気?」
僕「採用っ! てゆーかコレしか無いっ!!」
あれ?
僕たちは、一体何の会議してるんだっけ?
「どうにも、話しがまとまらないようですね・・・・。」
駄犬が何を言っているのやら。
すると、キジが横からスマホを片手で弄りだした。
「仕方ない。ココは一発、専門の処理業者さんに依頼すっかなー」
そんな業者さん居るのっ!?
それなら、最初から依頼しようよ!!
「それ、なんて業者さん?」
期待を込めて尋ねてみる僕。
「超有名全身鎧スレイヤーさん!」
ブッフォォーーーーーーッ!!
ソレ、絶対にアウトだからっ!!
「ナニ勝手に超有名ネット小説から業者さん呼び出そうとしとんじゃぁーーーーっ!!
絶対NGだからっ!(作品的に)
怒られるからっ!!(主に作者が)
下手すると、ファンから超抗議来るからっ!!
絶対ムリっ!!」
ちょっと、かなり、いや、マジで勝手に超有名キャラクターとか使ったら、著作権問題だの、ファンから激怒だの、苦情、抗議、嫌がらせメール、etc・etc
必死で止める僕に、キジが冷めたように告げる。
「えーだってぇー 正直『鬼』ってマジでヤバそうだし?
専門で駆除してくれんなら、呼んだ方が楽じゃね?
金で解決するし?」
僕だって、出来ることなら自分で処理するよりも、誰かに始末して欲しいくらいだよ。
でも、やって良いことと悪いことってあるでしょ!!
「確かに、スレイヤーさんは最強でしょう。
しかし、このWATASHIにも、最強軍団を召喚できる特殊スキルがあるのですよっ!!」
おや、出番が減った駄犬が、ここぞとばかりに有能アピールしてくるぞ。
「どんなの呼べるんだよ?」
「フッフッフッフッフ。
それは見てのお楽しみで。
奥の手は、ここぞという時に発動してこそ、目立つものでしょう?」
あー期待するだけ無駄っぽいな。
コリャ。




