野生児が恋をしたら最低でした
性懲りも無く………以下略!
レッドベアラー。大きな熊。若干癖が強いので香草などでスパイシースープにすると美味し。
デッドタートル。大きな亀。狩った瞬間から鮮度が落ちるのでその場で調理出来る焼き肉が美味し。
アバドンスネーク。大きな蛇。猛毒がある。狩る時に毒腺がある頭部を重量がある得物で叩き潰すと身に毒は回らないらしい。ただし、1度茹でる方が安全性は格段に上がる。素材の旨みが味わえる塩ゆでが美味し。
ランディゴスパイダー。 大きな蜘蛛。大量に狩れる。茹でて中身を食す。ぷりぷりとした食感と、噛めば噛むほど味が染み出て来るので美味し。
コカトリステス。 大きな鶏。こいつの眼を直視してはいけない。石化するからだ。眼を合わせない様に倒さねばならんのだが、これが中々難しい。肉は濃厚。シンプルに骨付きのまま炙って食べると美味し。
ホライゾンマンイーター。大きな食人植物。注意を疎かにして近付くと、一瞬の隙をついて来られて補食される。でもこいつの葉っぱは薬味になる。味は葱。焼くと香ばしく、ほのかな甘味も美味し。
マンドラゴラツリー。大きな人形の樹。
マンドラゴラツリーに見付かると、物凄いスピードで走って逃げる。しかも大体バックダッシュで逃げるのに追い付けない。
ただし、背後から静かにソッと近付き、首と胴の部分を一刀両断すれば逃げない。死ぬからだ。
ちなみにこいつが近くに居る場合、物凄い異臭がするので直ぐに分かる。
こいつの足元に大量に実る球根は、全てニンニクでこちらも薬味などに使用可能。美味し。
でもこのニンニクが異臭の原因らしく、2、3日風通しの良い場所で太陽光に晒しておく必要がある。異臭が薄れたら食べ頃。
「ふぅ……………。今日は何を狩ろっかなぁ」
読んでいた手作り感満載のボロボロな雑記帳を閉じ、今まで狩ってきた魔獣に思いを馳せつつ、今夜のメインディシュを考える。
魔獣肉は見た目はグロテスクだけど、食べるととってもジューシーで美味い。中にはサッパリとしている肉もあり、魔獣肉はご飯のお供としては優秀だ。
魔獣ミルクを使ったデザートなども、栄養価満点で美味いのだ。
くふふ………レッドベアラーのミルクスープも捨てがたいなぁ………。コカトリステスのフライドチキン………………何にせよメインは肉料理に決定ね。
夕食事を考えて口の端から涎を溢してニタニタしていると、家の外から双子の弟である、ゼインの叫ぶ声が聴こえた。
「リッカーーーー! ホーンクロコダイルの群れが出たぞーーーー!」
「 そ れ だっっっっっ!!!」
頭部に大きく突き出た角を擁する、大きな鰐 。角に突かれるとポッカリと大穴が空く。角は熱冷ましに使えるから、村で行商人に売ると高値をつけてもらえるし、肉も淡白ながら美味し。
私は両腕に力を込めると、家と呼ぶのはおこがましい掘っ立て小屋から飛び出した。
数分後。
「ちょっとゼイン? あれのどこが群れなのよ! たった3匹ぽっちだったじゃない!」
「……………面目ない。これで許して?」
申し訳なさそうに弟のゼインが差し出したのは、この冥 無の森に唯一実る果実、スパイラルアップルであった。
その名の通り螺旋状の果実で、一方は甘く もう一方は酸っぱいという特性を持っている。
パッと見では、どちらが甘いのか判別不能なため、ゲーム性があり運試しにも丁度良い。
「よっしゃ! 私はこっちにするから、ゼインはそっちね?」
「俺は構わないけど……………」
私は向かって左側を、残りの右を弟に押し付けた。
「「せぇーのーでっ!!」」
シャクリとかじると、口一杯に広がる………………酸味。
甘酸っぱいとかじゃない、とにかく酸っぱい果てしなく酸っぱい強烈に酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱい酸っぱいぱい。
「ぐえっ…………ペッ…………ペッ…………ペッ………ゴホゴホッ…………ぺぺぺぺッッッ!!!」
余りの酸っぱさに、地面でのたうち回って居ると、頭上ではゼインが美味しそうにスパイラルアップルを頬張っている。
「うん、甘い」
私はかじり欠けのスパイラルアップルを布袋に投げ入れると、ゼインの持っているスパイラルアップルにかじりついた。
毎回の事なので、ゼインは特に嫌がる素振りもせずに、渡してくれる。
「ちぇー! また負けたよ。 何で私が最初に選ぶと酸っぱいんだろ?」
さっきまでの酸っぱさがまるで引き立て役の様に、口一杯に広がる甘味。うま~。
「よく分かんないけど、多分リッカに運が無いだけじゃない?」
「……………例えばどんな所かね? ゼインから見た私の運が無いという発言に基づく根拠は? 忌憚のない意見を伺おうか?」
「う~んそうだな。魔獣の巣窟って言われてるこの森でも、特に狂暴で大型なモンスターにばっかり出くわす所、とかかな?」
「はあ!? 狂暴? そこまで狂暴じゃないでしょ、あの程度のモンスターなら」
「いやいやいや、流石に俺1人じゃ倒せないよ? マンドラゴラツリーとか。もう臭いからして俺にはアウトだもん!」
「あ、それ? そっち? でもゼイン、ニンニク料理好きじゃん」
「いや、料理になってれば好きだよ? 美味しいからね。でもあれと相対するのはちょっと…………………。臭いが移ったら嫌だしさ」
けっ!
何が臭いが移ったら嫌だしさ、だ!
15歳の癖に色気付きやがって………………。
はっ!! はうあっっっ!!!
も、もしやゼインには好きな相手とか居るのか? 速くない?
まだ付き合っては居ないでしょうねぇ?
む、村か?村に居るのかガールフレンドが。弟の癖に生意気な!
私たちは2卵生だから顔は似てない。 ゼインの方が美形だし、背も高いし脚も長いのが更に私の嫉妬心をくすぐりやがる。
私は彫りが浅いし、背も低いし脚も短い。
でも腕力は勝ってるもんね! ぶっちぎりでな!
って、あんまし嬉しく無いな。一応女だしね私。
あ、申し遅れました。
私はリッカ・メイムと申します。ちょっと腕力に自信があるだけの至って普通の少女です。
そしてこっちは双子の弟ゼイン・メイム。
厄災級の魔獣が闊歩する冥無の森で2人暮らしです。
両親は既に亡くしてます。
でも魔獣に喰われたとかじゃありません。食べた魔獣肉の猛毒で死亡したんです。 ちなみにそれがアバドンスネーク。
両親の最後の言葉は「アバドンスネークの頭部、美味し!」と「よいこは真似しないでね?」でした。
ここから1番近いポペー村へは、フェルディナンド王国の国境の砦を、違法に通り抜けないと辿り着けない。
何故違法に通り抜けないといけないかって?
だって私とゼインは身分を保証する物がなにも無い。
まぁ、生まれも育ちも魔獣が跋扈する冥無の森出身ですからね。そんなん持ってないわー。
1度ポペー村の女の子に、どこに住んでるの?って聞かれたから、正直に答えたら「うふふ、そのジョークたいして面白くないわよ?」と生温かい目で見られたから、それ以後一切【冥無の森】が住みかだとは言わなくなった。
でも多分行商人のトビーさんにはバレてると思う。だって高価なホーンクロコダイルの角を買い取ってもらってるからね。
でも何にも言わないでくれるのは、ホーンクロコダイルの角が、町などでは儲かるからだろうねきっと。
フェルディナンド王国の王都じゃ、買い取り金額の3倍…………いや4倍は高く売りさばいてる。
ま、それでもその金額に文句を言う奴は王都には居ないでしょ。
砦があるとは言え、魔獣の巣窟である冥無の森の近くの村まで行商に来るのって、並大抵の事じゃない。
運が悪いと、王都からポペー村までの道中で死ぬから。
厄災級とまではいかないまでも、普通にモンスターは出るし、盗賊とかも出るからね。
だから必ず行商人は護衛を雇う。大体は冒険者ギルドで腕が立ち、信頼と実績のあるチームに頼む。
でもたまに護衛代金をけちる商人が居るけど、そういう奴は高確率で死ぬ。
自分の命の代金をけちったんだから、死んでも文句は言えないよね? 自業自得だ。
そうして死を乗り越えてやって来るんだから、それ相応の対価を得ても問題は無いのだ。
私がホーンクロコダイルの角を纏め始めると、直ぐに察したのかゼインも素早く手伝ってくれる。
「ポペー村に角を売りに行くだろ?」
「そうよ。 そろそろトビーさんが村まで行商に来る頃だから」
「ああ、そう言えばそうだったね」
行商人のトビーさんは、1月に3度ポペー村にやって来る。その時に角や牙や毛皮なども一緒に売る。お金にしたり、物と交換したりするのだ。
売る物を荷袋に纏めると、両肩にしっかりと背負う。
腰にはナイフと水筒、携帯食を装備。
よっしゃ! ポペー村に向かうとするか。
ゼインと共に走ること約1時間。
砦が見えて来た。
「あれっ?」
「おやっ?」
ゼインと共に砦を見上げる。
妙な違和感が砦から漂って来る。
何やらいつもよりも数倍、砦内がピリピリしている様子だ。
「何か…………変な空気ね……………重苦しいっていうか」
「うん、そうだね。 あっ!もしかして俺たちが砦を無断で通り抜けているのがバレた、とか?」
「…………う~ん…………ここからじゃ分からないわね。 砦内を見てくるからゼインは荷物をお願い」
「良いけど、見付かるなよ? 砦に女が居るのって変だろ?」
「大丈夫よ。私のこの格好を見て女だって看破する奴は居ないわよ!」
ゼインの心配げな様子に、自分の格好を指差す。
私は普通の女の子が着るレースをあしらった上着や、フワフワしたシフォンのスカートなんか履かない。
魔獣の皮で作った機能性重視のパンツスタイルだ。
それをゼインに指差したつもりだったのだが、ゼインの視線は何故か私の胸部を見ており、ポツリとこう溢した。
「だな。 その胸の大きさじゃな………」
問答無用でゼインの腹を殴り付けてやった。
「ぐはっ!!!」
これは天誅なり。
貴様のその不用意な発言のせいで、私の心が張り裂けそうだ。だからせめてものお礼に、このパンチを貴様へくれてやる。釣りは取っときな!
「んじゃあ、行って来る」
荷物を地面に突っ伏したまま、微動だにしないゼインの横に置くと、私は軽々と砦の壁面を登り始める。
普段は荷物を担いで登るので、荷物を持っていない今は楽勝だ。
意図も容易く登って行くと、直ぐに砦の上にある歩哨路まで辿り着く。
「ありゃりゃ? 歩哨の兵士と見張りの兵士が1人も居ないって…………どゆこと?」
いつもならば砦の上に、見張りの兵士が居るのだが、今日は1人も居なかった。
ますます怪しい。この砦に一体何が起こっているというのだろうか?
砦内部をウロウロ徘徊すること数分、練兵場がある方向へと足を向けると、そこには兵士たちがうじゃうじゃ居た。
どうやら砦に居る総ての兵士が練兵場に集結して居る模様だ。
そして皆一様に直立不動で、ある1点を見詰めて固まっているので、私も視線をそちらへやる。
その瞬間、ズガガガガーーーーーーン!!!
と、いう雷にでも撃たれたような轟音が、私の脳内で鳴り響いた。
視線も呪縛にあったかのごとく、その人物から放せなくなってしまった。
そこにはこの世の者では無いほど美しい容姿をした超絶美少年が、偉そうに豪奢な椅子に座って、集まった砦の兵士たちを壇上から睥睨していた。
「皆のもの! 余がお主たちの鼓舞に参ったのだ! 死力を尽くして戦え!」
はうん…………お声も何て愛らしいの。
兵士を鼓舞する言葉は結構辛辣だけど、そのギャップがまた彼の魅力を倍増させている。
お美しくて可愛いなんて………最高だね!
「おいおいリッカ? どうした?そんなボケッとして? 砦にリッカの心を捕らえて放さないほど美味しいものでもあったのか~?」
私がうっとりしながら美少年の一挙一足を、目で追っていると背後からゼインが声を掛けてきた。
チッ………うるさい奴が来ちゃったよ。
って、あれ? こいつ…………荷物持ってないぞ。まさか置いて来たんじゃないだろうな。
「あっ!ゼイン!! ちょっと!あんたまでこっちに来ちゃったら、荷物を見張る奴が居なくなるじゃないの!」
「いや、これについてはリッカが悪いよ。ちょっと砦を探りに行っただけなのに、全然戻って来ないんだからさ。ちなみに荷物は木上に隠してきたから、少しの間なら大丈夫だよ」
「はっ……はうっっっ…………」
ゼインの言う通りだ。
直ぐに戻るつもりだったのに、結構な時間美少年にうっとり魅入っていたらしい。
「だってさぁ……あんな美少年、生まれて初めて見るからドキドキしちゃったんだよ~」
「生まれて初めて見る美少年、とな!? 嘘だろリッカ!?」
「…………………はあ? 何が嘘なのよ?」
「だって………………リッカはいつも俺を見てるじゃないかっ!?なのに生まれて初めて見る美少年だなんて一体どういう事?」
おい。 そんな事を張り合うな。
確かにゼインは私と違い容姿は綺麗な方だ。
だがしかし、所詮は田舎レベル。洗練された高貴な美貌には遠く及ばない。
私は練兵場の壇上で、豪奢な椅子に座っている美少年を指差し、勘違いしているゼインの鼻っ柱をボッキボキにへし折ってやる事に成功した。
「な、な、な、何という美!! 彼女は美し過ぎるっ! ほ、惚れたっっっ!!!」
あん? ちょっと待て。
ゼインの奴、今何て言った? 惚れただと? ふざけんなよ。あの美少年に先に惚れたのは私なんだよっっ!!
「ゼイン、待てこらっ!!あの美少年は私が先に惚れたのよ!後から出てきて烏滸がましいのよっ!」
「はんっ! 恋は早い者勝ちでは無いんだよ、リッカ! あの美少女は俺が頂く!!」
…………………………………………………………………うん?
何か噛み合って無くね?
ゼインの奴、今何て言った? あの美少年の事を美少女とかって言わなかった?
いやいやいや、あの子超絶美しいけど男の子だよね?
「ゼイン? あんたの目は節穴なのか?あの子……………どう見ても男の子でしょう?」
「はっ? リッカこそ節穴だろ?あれはどう見ても女の子だろ?」
「いやいやいや、男の子だって!」
「いやいやいや、女の子だって!」
「男!」
「女!」
「「むうぅぅぅぅぅぅぅ……………………」」
私とゼインはお互い一歩も譲らず、自身の主張を押しつつ睨み合った。
埒が明かない。
このまま無為に時を過ごすのも如何なものか。私はゼインにひとつの提案をした。
「ねぇゼイン? 今から私はあの子の性別を確認するため、下履きを下げて来るわ」
「…………………な、何だって?」
「だ・か・ら! 性別を確認するため、下履きを下げて来るって言ったのよ!」
「おいおいおい!それってただの痴漢行為じゃないのか?」
「…………………………………………いいえ。そんな訳無いでしょ。ただ、このままだと判断のしようが無いってだけだよ。この際白黒つけようじゃないの!」
「その返答の遅れが、痴漢行為だと認めている様なものなのだが…………」
「お黙りなさい。 これがお互いにフェアな解決方法なのよ」
「どういう事?」
「だってそうじゃない。あの子の胸を揉んで確認したり、股間を握って確認とかしたら、紛う事無き痴漢行為だけど、見るだけならセーフじゃない? 視姦は合法だってポペー村のタゴサクさんも言ってたし…………」
「えっ? あの人畜無害そうで穏和なタゴサクさんが、そんなオフホワイトな発言をしたの?本当に?」
「してたよ。 マギーさんの着替えを覗きながら言ってたから間違い無いよ!」
「いや、それって視姦じゃ無くて、ただの覗きじゃね?」
「…………………………………………まあ、良いのよ。細かい事は。それで最終的に丸くおさまれば」
「おい。また返答に若干の遅れが生じてたぞ?それに全くもって丸くおさまって無い」
ゼインの奴…………今回はかなりしつこく食い下がりやがるな。いつもはこんなに私に逆らわないのにな。
それほどあの子に本気って事だな? だが私だって負けたくないんだよ。
「ふんっ! 私のスピードを持ってすれば造作もない事。直ぐにゼインに男の子だと判らせて、諦めさせてやるからねっ!」
本気で走った私のスピードに着いてこれる者は居ない。
瞬時に練兵場の壇上へ走り寄り、超絶美少年の下履きを思いっきりずり下げ、しかもそのまま抜き去りながら走り抜けた。
その時、練兵場の壇上で一陣の風が吹いた。
イエスッ!!!下履きゲットだぜ!!!
私がガッツポーズを決めた瞬間、練兵場に響き渡る大きな悲鳴。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「うおおっ!?」
「な、何が起こってるんだ!?高貴すぎて直視できない!」
「素晴らしい!この様な素敵なサプライズ鼓舞!我々一同、死力を尽くしまする~!」
「高貴な方の高貴な部分を魅せて頂き、恐悦至極でこざいます!」
「この光景…………未来永劫語り継いで参る所存!!」
兵士たちが騒いでいるが、どっちだ?どっちだったんだ?
逸る気持ちを押さえ、懐に下履きを仕舞いながらゼインの元まで戻る。
「どーだった?」
のんきにゼインへと、どちらだったか伺うと眉を下げながらこう言われた。
「はぁ~~~。 リッカの言う通りだったよ」
「よっしゃーーーーーーーー!!!」
調子に乗った私は、ゼインの周りで勝利の舞を踊ってやった。
ふふふ。ゼインの奴は実に苦々しい表情だ。
「でもこれとそれとは関係無いから」
そう言うと、ゼインは調子に乗っていた私の懐から下履きを抜き取ると、壇上で真っ赤になってうずくまったままの美少年の元に、下履きを届けやがった。
ちなみにゼインも私ほどでは無いが、常人には覚られぬ程度には素早い動きであった。
ちくしょおっ!
それは私の戦利品だったのに。カッコつけやがって。
美少年は急いで下履きを履くと、壇上から去って行ってしまったのであった。
だが私はただでは転ばない。
美少年の後をコッソリ追う。
ふへへっ………逃がさない。このまま人気の無くなった場所で、愛を叫んでやる。ふへへへへへ。
こんな野生児に惚れられたらご注意を。
おまけのその後
リッカ⇒ 美少年をストーキングし始める。日夜その行為をエスカレートさせる。告白?そんなもんしませんが何か?てか恋じゃ無いじゃね?疑惑。
ゼイン⇒ 美少年をリッカの魔の手から護ろうと奮戦する。しかし残念ながらリッカの方が強い。
美少年⇒ ついぞ名前は出なかった。誰かにストーキングされている事と、誰かが自分を護ってくれている事に気づく。
ゼインに淡い憧れを抱く。いや、恋じゃない。憧れであって恋じゃないからね?
タゴサク⇒ 今日も元気にレッツ視姦!(という名の覗き)に興じるオッサン。人畜無害を装った限り無くグレーに近いオフホワイト。