表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
傀儡幻術師の異世界生活  作者: 探索者T
悪辣
16/18

15話 アリス

なんか表現が難しくなってきた。

読みにくかったり、分かりにくかったりしたら

ごめんね。でもまぁ、是非読んでください。

「え?誰って私は」


「え?僕と会ったことある?」


目の前にいる女性は

年齢は一樹と同じくらいの16~17歳で

長い金色の髪をそのまま腰まで伸ばし、

赤い眼が照り輝くとても美しい女性だ。


その女性は何やらテトと自分に対して

困惑の意を表している。


「知ってるか?テト」


「さぁ?ボクも知らないや。」


「なんで?テトは私と契約したじゃない!」


「へぇ、精霊に対して勝手に

契約者を名乗るなんて酷い子だなぁ。」


アリスはさらに困惑する。

契約の証、契約精霊とのテレパシーが

できないからだ。

契約が揉み消されている現象、一ヶ月

一日と休まず会った相手に忘れられる、

そのなぞ。

アリスは一樹を見て泣きそうな顔をする。


その様子を見かねたのか、

一樹がなんとか話を振ろうとする。


「僕は海良一樹。

なんか、困ってる?」


アリスは泣いた。

自分を襲う悲しさに、寂しさに

身を焦がしながら。すべてを失った事実に

ただひたすらに泣き続けた。








「お、落ち着いた?」


「はい、私はアリス。

アリス...いえ、ただのアリスです。」


「なんだか変な自己紹介だねぇ。

いや、よくある名前なんだけどさ。」


「あの、一樹さま」


「うん?」


「この一ヶ月、あなたは

何をしていましたか?そして、

その近くにはどんな人がいましたか?」


「えっと、毎日アベントの町の

中央広場で人形劇をしてて、そのほかは」


そのほかは―――と買い物にいって、

―――と釣りをしたりして、―――と遊んで

―――と...一樹は違和を感じた。

何か一つ、足りないと。

―――。そのなかに何かが入るのか、

はたまたその各地へは本当に一人だけで

行ったのか。

なにか一つ、重要なものが抜けている。

なのになにも掴むことのできない虚無感。


「一人で商店街で買い物して一人で

釣りにいったりして、なんか俺スッゴい

哀しいな!?」


「そうですか。」


アリスはまた泣きそうになったが

それをこらえてあるきはじめた。

自分の身に起きたのは、

パール・ジェイリーンの能力。

偽証。その二番目の能力。

今テトと一樹がパールを見ると

アリスと呼ぶだろう。今回の場合

パールの能力は

アリスの会ったことのある全ての人の記憶を

書き換え、アリスという人物は

存在しなかった。だがパールは自分の

知るアリスだという矛盾を起こしている。

その矛盾に気づくことはない。

それも能力だ。自分の記憶を皆に

取り戻させるためには方法は

パール・ジェイリーンにアリス自身の

覚えている力を使わせること。

もしくはパール・ジェイリーンを殺すことだ。







アリスはなぜ自分が

あれほどまでに泣いたのか

迷っていた。テトと一樹に忘れられたのは

悲しかった。テトはそもそも一緒に

いてくれ、離れないでくれと、

友人を殺したあの日に契約を交わした。

テトはそもそもそれを快く引き受け、

その代償に私の魔力と毎日の自分の手入れを

要求して成立した。

そして一樹は、一ヶ月前に突如現れて

自分をいろんなところにつれ回して。


悔しいが私を変えた。

私の心を解き明かした。きっと

一樹は気づいてはいないであろう、

男嫌いを意識して行い、そして

本当は嫌ってなどいないということを。


人を好きになってはいけないのに、

なるわけにはいけないのに。

それでも私を惚れさせた。一樹が憎い。

自分の唯一の罪償いをさして

くれなかったことに対して。自分が憎い。

一樹のことを憎いほどに好きになってしまった

自分が憎い。


それを忘れられた後に気づいたことに、

その自分の悪足掻きに、アリスは

憎しみを覚えた。


「絶対に許さない。

パール・ジェイリーン」


そしてアリスは、

パールを殺すことを決意した。

普段スマホで投稿してるんですけど、

昨日水没しました。でも生きてます!

スマホ生きてます!液晶のなかに

水が入ってるけど生きてます!

よかったぁぁ


それと、書きたいこと、やりたいことが

おおくて文章がてきとうになることってあるよね。

今その状態です。未来予想図を考えすぎて

目の前のことに手がつかなくなっています。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作だよ!URLはコチラ!↓ http://ncode.syosetu.com/n8704ed/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ