表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キミの傍にいてもいい?駄目かな?  作者: @ナイトホーク
番外編 彼女たちの過ごし方は?編
PR
22/52

海砂の休日


さてさて、どうしようかな。

今日は、土曜日。部活も休みだから久しぶりにのんびり出来る。だけど、まぁ、家の手伝いだよね。

「おはよう。今日お店手伝うよ」

「あら、休みなのに。何かしたいことないの?」

「ないよぉ~」

「じゃあ午後店番してもらっていい?」

「わかったぁ~」


よいしょ。ベットにとりあえず座って……ゴロゴロしよぉ。

ハッ!駄目駄目。こんな時間の使い方しちゃ。っと言って他にすることないし、フルートの練習するか。


「ふぅ~。やっぱりここ難しいな」

私がフルートやるとか昔は考えられなかったな~。高校から始めたけど下手だな。当たり前だけど。なのにみんなから『上手いね』とか言われたり、ソロ担当になったり、そんなに上手くないのにな。でも、今年の夏に3年生が引退した時、周りから『次の部長が海沙だったりして』なんて言われた時は、ズクッとした。結果的には、ならなかったけどもし私が部長だったりしたら、即断った。だって無理だもん。上手くないし、みんなをまとめるスキル高くないし。

「……凄いよな」

七条さんは、生徒会の会長さんでテニス部の部長だし、鹿野さんは、ソフト部のエースで元天才子役。この2人に対して私は何もないし。

「川中君は、図書部の部長でお金持ちで……」

あぁ~。私。七条さんと鹿野さんに勝てるのかな?

「負けたくないな」



午後。店番をしている海沙。今日は、ケーキを買いに来る人が少なくちょっと怠けている。

「この前の川中君と出掛けた時は、楽しかったな」

――カランカラン。お店の扉が開く。

「あ、いらしゃ……いま。あれ」

「こんにちわ。神山さん」

入店してきたのは、優孝だった。その後ろにメイド服のカルネとミーヤが立っている。

「ええっと。えっ!な、なんで?」

「なんでってケーキ買いに来たんだけど」

予定外の人物に慌てて髪が変じゃないか、整える。ショーケースに色んな種類が並べられているケーキを中腰で見て選ぶ優孝。

「俺は、ショートだな。2人は?」

後ろに立っていたカルネとミーヤに聞く。

「いえ、私たち」

「カルネ。この前貰ったケーキ凄く美味しそうに食べてたじゃん」

「な、何を!?そんなわけが!」

「じゃあ、ミーヤは?」

スッと指をさす。その先は、モンブラン。

「こ、この前私の分のケーキなかったから食べたいです」

「あ、ごめんなさい!私2つしか入れてなくて」

この前海沙が渡したケーキは、2人分だけだった。

「い、いえ、気にしないでください。こうして買いに来たのですから」

「で、カルネは、どうするんだ?」

「……チ、チーズケーキを」

ミーヤが当たり前のようにケーキを選択したので、自分だけ仲間はずれが嫌なのか結局、自分も選んだ。



会計を済ませてた川中君が、お店から出る時だった。

「じゃあ学校で。ケーキ。また買いに来るよ」

そう言って手を振ってくれた。すごく嬉しくって照れた。

「きゃぁぁぁぁ。また買いに来るって!!嬉しすぎるよぉぉ。お父さん!新作のケーキ作ろう!」

大声で言うものだからうるさいって怒られた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ