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キミの傍にいてもいい?駄目かな?  作者: @ナイトホーク
番外編 メイドの日常はこんな編
11/52

侵入者、撃退せよ!


夜。カルネの部屋。

――ピカッピカッ。

1階に侵入者が侵入してきた時に点滅するランプが赤く光った。優孝がいる2階の青いランプは、点滅せず。

「ミーヤ起きてる?」

すぐにミーヤに連絡をする。

『起きてるよ。侵入者だね』

「1階のランプが点滅した。2階はしていない」

『そう。こっちは、3階のランプが点滅したよ』

ミーヤの部屋には、3階のランプだけある。

「2階の優孝様の所には、行かせないように。対処法は任せる」

『了解』



屋敷1階。

「なぁなぁ」

「なんだよ」

「どれだけ金あると思う?」

「財閥の家だ。1兆ぐらいはあるだろ」

「1兆!?夢だな!てか、中に入ると広すぎないか?廊下長いな!」

「待て!誰かいる」


1階の廊下で待機していたカルネの前に、2人の男が現れた。その服装は、どこかの特殊部隊みたいに武装していて銃を所持していた。

「夜遅くに迷惑ですね」

「あぁ?メイドかよ」

「おいおい。メチャクチャ美人じゃね?」

「確かに俺たちでめちゃくちゃにするか」

「いいねいいね」

「はぁ~。めんどくさいのですぐに終わらせます」

カルネは、シュッと腕の裾から扇子を取り出して広げた。



屋敷3階。

「意外とすんなり入れたな」

「屋上から降りて窓から侵入とか憧れてたんだ俺」

――シュシュシュシュ。シュルシュルシュル。

「何か聞こえないか?」

「何かが擦れる音?」


「……オジサン達。何して遊ぶ?」

「メ、メイドがショットガンシャッフルしてる!!」

「物凄い不気味なんだが」

満月の月明かりに照らされるミーヤが少し、ホラー映画を感じさせられる。

「ねぇ?トランプで何が得意?フフッ」

「トランプで?う~ん。ポーカーかな」

「俺も俺もポーカー」

すると、ショットガンシャッフルを止めて不気味な笑みをこぼしながら、少しずつ近づいて行く。

「それじゃ。ポーカーしようよ。あははははははは」

ミーヤの笑い声がこだまする。

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