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お毒見役は青竜の娘

ミラの母は4竜王の一角の青竜、五行は木。

今は緑のミラもいずれは青になる。

その東海竜王の子が食べ物をくさいと言った。

この人と指さされた女給は持っていたお盆を少女に投擲し、飛びずさって逃げようとする。

火を噴いて飛ぶお盆はドリスの水の結界に阻まれ、女の左腕にアモンの双流星が絡みつく。

おれは女の背後から右腕をねじり上げ、足を払って引き倒す。

動きを封じた女の顔が紫に変色していく。

ミラが自分の唾液をつけた指を女の口に押し込む。


突然、入り口の横のカウンターに座っていた男が女に向かって火球を撃つ。

レイチェルの雷球が火球を吹き飛ばし、男に着弾。

白目を向いた男を手早く武装解除、拘束する。


いつの間にか外へ飛び出していたファリアが40才くらいの普通のおじさんを担いで戻ってくる。

「外にもいたよ~。」


アリスは・・・・まだ一人でお菓子を食べてた。


女がお盆を投げてからここまで何分もかかってない。


ほおに血色の戻ってきた女に、ゴマ団子を食べ終えたアリスがにこやかに術をかける。

「お姉ちゃんお名前は?」


**********************************


いやぁ、驚いた、なんて手際が良いんだろう。

一応俺も双流星を飛ばして面目を保ったけれど、あっという間に暗殺を阻止し、刺客たちを拘束してしまった。

こいつらと一緒にいるとワクワクさせてくれるぜ。


アインから念話が飛んできた。

アリスが精神魔法で尋問するから同調して一緒に聞けだと。

お言葉に甘えさせてもらってアインの心に触れさせてもらった。

こいつなんてきれいなんだ。

アインの魂は紫金に輝いていた。


いかん、尋問するんだった。

俺はアインを通して、アリスと一緒に捕まえた女の心に入って行った。

うっ、アリスが女の心に触った瞬間俺達は弾き飛ばされてしまった。

女が気絶してしまったためだ。

尋問は後でまたやり直すことになった。

アリス、お前この自動防御付きを尋問できるのか、すげえな。

双流星

2本の短剣をロープでつないだもの。


ミラの唾液は全ての毒を解毒する。

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