表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界樹のダンジョン~神も夢を見るか~  作者: 花衣
違和感のはじまり
1/35

プロローグ

始めての小説投稿

AIを利用してます

その夢を、最初は誰も信じなかった。

巨大な樹があった。

空を支えるように枝を広げ、根は世界の底へと沈んでいる。

その根元には、いくつもの“入口”が口を開けていた。



目を覚ますと、人々は笑った。

「変な夢を見た」

「最近忙しいからだろう」

そう言って、日常に戻っていった。


だが――。

夢の中で負った傷が、現実でも癒えていた。

失ったはずの体力が戻り、

あり得ないはずの“物”が、手のひらに残っていた。


説明はできない。

証明もできない。


夢の内容は人によって違い、共通しているのは、ただ一つ。

眠ったとき、どこかへ“行っている”という感覚。



やがて噂は繋がり始める。

同じ樹を見た者。

同じ試練を語る者。

同じ言葉を、夢の中で聞いた者。


――挑戦せよ。

――望むなら、力を与えよう。


それは神の声にも、

機械の通知にも、

誰かの命令にも似ていなかった。

世界は慎重だった。

政府は沈黙し、

学者は首を傾げ、

人々は疑いながらも、次の眠りを待った。


そして、ある日。

夢の話は「成果」として報告され、

「管理」され、

「利用」されるものへと変わる。

この現象は、こう名付けられた。



――世界樹のダンジョン。



それが本当に存在するのか。

それが何者なのか。

なぜ力を与えるのか。

答えを知る者はいない。


ただ一つだけ、確かなことがある。

これは偶然ではない。

そして、

与えられる力は、決して平等ではない。


夢は、すでに世界を選び始めていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ