表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたのルートで息の根を止めてたまるか  作者: 宇和マチカ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/17

大事は村人には対処しかねる!

お読み頂き有難う御座います。

「おねーさんが倒したの?このズズグロ男爵の庶子。あんがとね」


 黄金のガサガサ改め、ガーランド君が私にお礼を言ってきた。アルファーディ先生のマントに包まれてるから安心して見れる美少年からのお礼……て、照れるわね。えへへ。

 同い年くらいかなあ。顔がいい……。


「そ、それ程でも。運が良かったんですよえへへ」

「ガーランド、離れて。デアシラ、本当に凄いです。ズズグロさんを昏倒させて起きませんが、どうやったんですか?」


 並ぶと相乗効果で顔のいい兄弟からの称賛の嵐って良いわ……。ちょっと天狗になってしまうかも。


「まあ、見ての通りこの刺又には仕掛けがありまして、太めの注射針くらいの麻酔針が仕込んである訳ですよ」


 ちょっとばかし全身痺れて長く起きないかもしれない効能を持つ自然に生えていた草と、全身重ダルーくなる効能を持つ石をゴリゴリネリネリ多めに混ぜてね!魔術学院で読んだ恋愛小説のページに挟まってたヤツよ!此れを飲ませて相手を意のままに……みたいにえげつなかったから覚えてるの!

 ヒロインがパクってカーデンに飲ませたカビ臭のヤツよりも新作!ふふん!私ったら進化する村人デアシラだから!

 まあ、実験も何もしてないから御披露目は初。自然由来の物だから効能は自然に任せるしかないわね。


「改めて良かったです。デアシラが殺人を犯すかと……」

「余所者に襲われた感じで正当防衛で良かったんですけどね」

「この女、ゴチャッとした魂が複数重なってるね」


 おや。何か電波なこと言い出したぞ、美少年ガーランドくんてばよ。色々言いたいけど、ヒロインにあまり近付くと危ない&あんまり大股で歩くでない……。恥じらいってもんが無いのか。


「ふ、不審者の始末じゃ酒場から報酬出ないわ。この女が黄金のガサガサだったら良かったのに」

「デ、デアシラ!何て事言うんだよ!!ポポピーは!」

「こっちは殺されかけてんだ!それくらい何なのよ!」

「うっ」


 本当に何なのよカーデンは!!こっちが悪者みたいに!!本気で愛想が尽きるわ!!せめてお金で恨みを解決して欲しいわって軽口位何なのよ!!後、この何とも言えない空気を何とかしろ!


「あ、それちょうど良いね」

「ガーランド?」

「丁度良いかもって言った。おれ、この呪いの譲渡先探してたんだよね」

「呪い?」


 え、何なのそれファンタジーな物騒分野?

 いやまあ、魔物が闊歩する世界で呪いが信じられない訳じゃないけど何ですと!?よ!


「そうそう。過去の血を呼び覚ます呪い?っての。おれ、この女の家から受けたんだよね。多分、おれの他にも行方不明になってる奴それの被害者だと思うよ」


 爆弾発言かつ、ショッキングなニュース速報って感じ?

 ……警備騎士沙汰だあ。しかも、結構国を揺らすタイプの大がかりなスキャンダルだあ。


「カーデン、隣町に走って警備騎士呼んできて。アルファーディ先生は酒場行って人力確保そして衣服の調達。ガーランド君は私と一緒にこの女を見張りかつ呪い譲渡!!」

「ちょ、デアシラ!!最後!」

「早く行け、犯罪幇助犯。動け!!」


 未だかつて此処までテキパキ指示飛ばしたことは無いかも。いやあ、気持ちいいね!パシらせるってさ!!

 ……まあちょっと血が頭に上りきってたから、ソラニ兄弟には悪かったと思って反省している。



村人なので村人らしく何とかしたいデアシラです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 呪いの譲渡、いや返すんですね。自業自得のヒロイン(笑)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ