表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

文化祭

作者: 龍崎

これは、高校の文化祭での出来事である。

「ねえ、パティ、あんた写真部でしょ。写真撮ってよ。」


俺の名は橋口和征。通称パティ

で、横で写真撮ってと頼んできた女は神田幾美


クラスのカースト上位にいる女。と誰にしゃべってるんだ俺?


「いいよ、どうせ部活の一環で撮らなあかんし」


「じゃあ、撮るよ、はい、チーズ。」


「現像できたら写真みせてよ。」


「いいよ、現像できたらあげるよ。」


数日後


「あかん、あかん。これは絶対、神田には見せられない。さすがにこの写真はあかん。」


「あ、パティ、写真現像した?」


「げ、神田。現像したことは、現像したけど---。」


「現像したなら見せなさいよ。」


「どうなっても、知らないからな。ほらよ。」


「どれどれ、なにこれ、私の左下半身写ってないやん。」


「だから、見せたくなかったんに。一応その筋の専門家に見てもらったんやけど、浮遊霊の仕業らしくて、特に害はないらしい。」


「なら、よかったけど、気持ち悪い。」



数ヶ月度


学校に、橋口と神田の籍ははなくなっていた。


「あいつら、今頃どうしてるんやろ。」









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ