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愛がほしい怪物  作者: 七つ花
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4

「…あっ、イチゴだ。たくさんなってる…!

あっそうだ!」


確か部屋に籠があったはずだ。いっぱい摘んで食べよう。

部屋から籠を取ってくると、夢中でイチゴを摘んだ。とても甘い匂いがする。


籠にどっさり赤いつやつやしたイチゴを取ると、さらに遠くへ行ってみた。



「…これはブドウかな。わっ、酸っぱい…これは食べられないかな。

あっちにはいっぱいブルーベリーがある…すごい…!」


ワンピースの大きなポケットにも、たくさん木の実を詰め込んだ。


途中つまみ食いをして、イチゴをいっぱい頬張った。最後に食べたのは、いつだったかな?


きっと、数年前にバースデーケーキにのっていたのを食べたのが、最後だったかもしれない。



いろんなフルーツがあって楽しい。

でも、私はここまで来て、知らない場所をあまり遠くまで来ては危ないだろうと、引き返すことにした。


籠を抱えて、私は少し早足に、元来た道を戻った。

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