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黒髪ロングに黒タイツ

タイトル内容と関係ありません笑

3章「黒髪ロングに黒タイツ」



確信になった

俺は、 夏休みの中にいる。

というか、夏休みを繰り返している。

これで3回目だ。

気持ちが複雑だった。

正直何回も夏休みを繰り返すことは

新鮮味に欠けるのだ。

まだ3回目だけど。

それにまたフラれるし・・・。

さすがに3回フラれるのは精神的にきつい。

俺は学校をさぼることにした。

彼女に会いたくなかったのだ。

さらに、言い訳を言うのなら

長々しい校長、生徒主任、生活主任

こいつら3人衆の話は聞き飽きたのだ。

悪いが俺は優等生だ(勉強面とは言ってない)

1日くらい休んだところで

なんの支障もない。

課題はすでに授業で渡されており、

通信簿は3者面談のときでいいだろう。

俺は自慢の低音ボイスで、

学校に欠席の連絡をいれた。

このかたさぼったことがなかったので

罪悪感がのこった。

俺はすることもなく、

漫画を読んでいた。

俺の集める漫画にはあるルールを設けている。

それは、アニメ化していないことと、

ブレイク前のものを集めるようにしている。

中にはアニメがおもしろく原作を

集めたものも数作あるが基本、

ブレイク前のものだ。

自分で言うのもなんだが、

俺自身変わり者なのだ。

音楽も、流行っているアイドルの歌や

人気のバンドなど流行っているものが

あまり好きではないのだ。

流行とは基本売る側の意図的なものであり、

その巧妙な策にかなりの人が流されている。

「お前らに意志はないのか!」

と、毎回思ってしまうのだ。

だから俺は流されない安定を求めるのだ。

俺が望むのは安定なのだ。

安定がないと冒険もできないのだ。

少し話が脱線してしまった。

話を戻そう。

漫画を読み終わるころには昼を過ぎていた。

不意に玄関のチャイムが鳴った。

「また宗教の勧誘か・・・。

 あれ長いんだよな

 神はいます的な・・・。」

そう思いながら玄関のドアを開けた。

目の前には彼女がいたのだ。

唖然となっている俺に、

「ずる休みでしょ?」

察しがいい。

声もだせず、俺はうなずいた。

どうやらお見舞いに来たらしい。

たぶんここで別れ話か・・・。

俺はいつ別れ話を切り出されるか

ひやひやしていた。

しかし彼女は別れ話を切り出さなかったのだ。

本気で心配していてくれたらしい。

別れるというのに・・・。

ここでこんな優しさがいらないのだ。

「ごめん・・・。今日は一人にしないでくれ」

俺は重いと思われるのを覚悟で彼女に言った。

彼女も俺のいつもと違う感じに気づいたのか

無言でそばにいてくれた。

今日は結局別れ話はでなかった。

明日も彼女は俺の家にくるみたいだ。

3週目にして彼女との別れが長引いたのだ。

ただ今日じゃないだけで、

明日かもしれないのだ。

そんなことを思いながら、

7月20日は終わっていった。

案の定別れは今日7月21日だった。

俺は何度も何度も説得した。

不満をぶつけた。

俺も彼女も泣きじゃくり、

何も解決しないまま時間が過ぎた。

結局別れる運命らしい。

男としてみっともないが、

俺は彼女に罵声をたたきつけた。

そうしないと俺自身が保てなかったのだ。

彼女とは最悪な別れ方になった。

それから俺は不満の丈を、

SNSや友達に彼女の悪口をぶつけた。

愚かで幼稚で最悪でみっともないさまだ。

ほんとに愛していた人にする仕打ちかと、

いろんな人に釘を刺された。

元カノだけが幸せになるのが気に食わなかったのだ。

3週目でも元カノは新しい彼氏を作っていた。

もう新しい彼氏が誰だとかどうでもいい。

俺は元カノの不幸だけを願った。

というよりも、幸せになるな、

が適切だったかな。

荒れ狂っていた。

普段の善人の面しか知らない

同級生はドン引きしていたらしい。

友達は善人の面じゃない俺を

知っていたから、そこまでだったらしい。

落ち着くまでにかなりの時間を要した。

落ち着くころにはもう夏の終わりくらいになっていた。

別れた原因は、

元カノ:「俺」の考えてることが分からなくなった。

という意味の分からない理由だった。

女友達の説明では、

元カノを含む女の子グループで

俺の身に覚えのない噂を立てられ

「別れた方がいいよー」

「あんな男なんてさっさと別れなよー」

「裏表あるんだって」

「なにそれ腹黒ー」

「絶対に別れた方がいいよー」

という流れになり、

彼女は否定もせず、流されたらしい。

まぁ裏表は誰にでもあるし、

俺は腹黒い。

ただ煮え切らないのだ。

自分の意志ではない、

周りに流された元カノに対して。

しかし、その程度の女だったのだと思うと、

不思議と気持ちも楽になった。

きっぱりと元カノのことを忘れれた。

俺はここでようやく再スタートを切れたのだ。

しかし俺のゲスイ部分があらわになった今、

新たに彼女をつくるのはとてもできたものではない。

難題中の難題。

というか、すでにつんでいる。

俺はまた無意味な夏休みを過ごしてしまった。

俺を待っていたのは

終業式の7月20日だった。


誤字脱字、打ち間違いがあれば訂正します。

黒ニーソより黒タイツ派です。

僕はラーメンをすすって食べる

女の子が好きです。


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