第1話、竜生の始まり
文才も学もないノータリンですがよろしくお願いいたします。初めて投稿するので見にくいところが多いと思いますのでドンドンご指摘してください!(投稿は基本的に不定期です)
パチッ 目が覚めた。
ふう、よく寝た。こんなによく寝たのは久しぶりだ。
仕事の疲れも吹っ飛んだ、二度寝するか・・・・いや、やっぱり起きよう。早起きは大切だしな。
起きようとしてようやく気付いた。
周りが暗くて窮屈だ。
体を動かしてみるがうまく動かせない、どうやら丸まっているらしい。
このままじゃ埒が明かないので俺は無理やり手足をバタバタと動かした。
パキリと音が聞こえた、音がしたほうを見るとなにやらヒビが割れておりそこから光が差し込んでいた。
なるほど、よくわからんが卵の中にいるようだ。ヒビの入った部分を割りながら卵の中から出て周りを見回した。
辺り一面に生い茂る木々。遠くからはギャアギャアと鳥のようなの声が聞こえてくる。
どうやら森林のようだ、しかも人の手が全く入っていない大自然。
寝て起きたら卵から生まれるわ人っ子一人いない森林にいるわで普通ならパニックになってもおかしくない状況なのだが俺は不思議とこの状況を楽しんでいた・・・腹減ったなあ