表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『中川ゆらと科学部の36か月』 ――わたしを変えたのは、たぶん、科学と、あなたたち。

作者:南蛇井
『中川ゆらと科学部の36か月』
――わたしを変えたのは、たぶん、科学と、あなたたち。

人付き合いがちょっと苦手で、自分の声をうまく出せない高校一年生・中川ゆら。そんな彼女が、ひょんなきっかけで足を踏み入れたのは、小さな部室にひっそりと活動する「科学部」だった。

観察ノートに記す虫の名前、ビーカー越しに見える先輩の横顔、ふいに届いた「今夜、星を見に来ない?」のメッセージ。
ぎこちなくて、ちょっと恥ずかしい。でも、たしかに心が動いた瞬間たち。
気づけばゆらのノートには、化学式のように複雑で、でも確かに温かい“想い”が少しずつ書き加えられていく。

春夏秋冬、そしてまた春へ。
36か月の小さな積み重ねのなかで、ゆらは仲間と出会い、ぶつかり、そして自分を好きになっていく。
これは、「変わりたい」と願った一人の少女と、科学部という居場所の、やさしくてまぶしい成長記録。

卒業の日、彼女は空を見上げて、そっと笑った。
「科学が、わたしを変えてくれたんだ」
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ