能力検査
まだ導入です
歩きながら少しすると人だかりが見えてきた。(ギルド?)看板の文字は読めないがなぜか理解ができた。中に入り少しすると声をかけられる。「ようこそギルドへ!職業選択はこちらで」そう案内されついていくとボードの上にびっしりと文字が書かれていた。(農家、建築家、冒険者?なんだ冒険者って)「お困りですか?」受付嬢が声をかけてきた「いや、職業なんですけど俺この国来て日が浅くて、どうすればいいか」そういうと受付嬢は笑ってこう答えた「なら適性を見るのが早いですね、適正検査してみましょうか、ついてきてください。」そういうと水晶の前へ連れて行かれた。「これでどうすれば」そう聞くと「手をかざすだけでいいですよ」と言われた。言われた通りに水晶に手をかざすと水晶が光り出し横の紙に文字が浮かび上がる(どういう仕組みだ?)「これは貴方の運動能力や筋肉量、潜在的な力をパラメーターにする装置なんです。では見てみましょうか」そういうと受付嬢は紙を手に取った「これはすごいですね!あなたは冒険者の才能がありますよ」「冒険者?」「そうです!筋力や運動能力はBで平均よりは高く、魔法能力や魔力量といったパラメーターはAで非常に高くなってます!」そう答える受付嬢との会話の中で疑問が浮かぶ「魔法って?」そういうと受付嬢は「魔法は使った方があるでしょう?魔法能力は魔法の出力や質のパラメーターでこれが高いと魔法が強くなります。魔力量はその魔法を使うためのエネルギーの総量のことです」「すみません、魔法使ったことなくて」そういうと受付嬢は驚き「魔法を使ったことがないのでしたら魔法の属性の検査もしてみましょう」そう言いながらついていくと石を手渡された「それが魔法の属性を検査するための石です。一度強く握ってみてください」そう言われて強く握る。そうすると石はまるまるうちに黒く変色し黒色の石に変化した。「影属性...」そう受付嬢がつぶやいた「これはどうなんですか」「どうというか...そうですね...」受付嬢は言葉を濁している。そうしていると酔っ払った爺さんがこちらに向かい合ってきた「兄さん、そいつは、殺し屋の魔法さ。陰に潜み、隙を伺い、殺す。兄さん才能があったんだろ、もったいねぇな
」そういうと、席につき直しまた飲み始めた。(殺し屋の魔法...)俺は無言でギルドを後にした。