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そして覇者になる ~織田信長の物語~  作者: ノーネアユミ
第三章 信長上洛編

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6 とうとう上洛

 キャラ紹介

 

 木曽義仲 源頼朝の従兄弟 軍才に優れ都から平家を追い出すも朝廷に嫌われる

      頼朝と対立し義経に討たれた 信長たちにとっては歴史上の有名人

 いよいよ上洛だ。

 10月14日、足利義昭は六条の本圀寺(ほんこくじ)に入った。

 信長は供を数十人だけで清水寺へ向かう。


 都は混乱におちいっていた。


(わが軍におびえたか)


 大軍が都に押し寄せれば、略奪や虐殺が起こる。

 これはもうほぼ確実なので都から逃げる民衆も多かったらしい。


 信長はそこも見越して、軍勢を都に入れなかったのだ。


木曽義仲(きそよしなか)にはならぬわ)



 源平時代、平家打倒のため京に一番乗りした木曽義仲が失脚したのは兵が民衆に狼藉(ろうぜき)を働いたから。

 義仲直属の兵はそんなことしなかっただろうが、寄せ集めの兵まで統制するのは難しい。



(だったら初めから軍勢を都に入れなければ良い)



 都の混乱は徐々に治まる。


 ひとまずは本圀寺に泊まった将軍だが管領細川氏の屋敷を住まいとすることが決まり、朝廷ともやり取りする。



 10月22日、いでたちを整えた足利義昭と織田信長は御所に参内(さんだい)した。

 義昭の征夷大将軍就任はすんなり決まる。


 三好三人衆が推していた足利義栄は病没したのだ。

 朝廷も迷うことなく宣旨を下せる。



 信長はここまで来られた祝いに能を催す。

 将軍義昭は感動のあまり信長を副将軍か管領に任じようとしたが信長は断った。


 将軍は見栄えの良い神輿なのだ。


 神輿の担ぎ手になる気はあっても、神輿の一部になる気は到底ない信長であった。




 これで足利義昭を将軍に就任させる目的は達成される。

 まだまだ問題は多いのだが、信長は岐阜に帰ることにした。


 大軍を都の側に長期間置いては置けない。


 兵糧など物資を運び続けるのは手間がかかるし購入するのは銭がかかる。

 関所で税を徴収するのは禁止したが、都で売られている物は美濃や尾張よりまだ高い。

 略奪などしたら評判が地に落ちる。できるはずがない。


 最低限の家臣と兵だけ残し、信長は軍勢を国へ戻した。

 この時点ではそれしかできなかった。



 一般的に大都市に軍勢が入ると略奪や虐殺は起こります。

 それをどう防ぐかで将の優秀さが問われるのです。


 義仲公は軍才があっても政治家として頼朝に大きく劣ったのでしょう。(義経も)

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