表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そして覇者になる ~織田信長の物語~  作者: ノーネアユミ
第一章 桶狭間編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/61

29 今川義元

 うわあああ氏真を氏政って書いてた! すみません。不覚。不用心。

 一年以上気がつかなかった‥ できることならせめないで(-_-;)

 やっと岩倉城が落ちる。


 動かせる兵に余裕が出た。


 今重要な敵勢力(てきせいりょく)は二つ。


 一つは美濃(みの)斎藤家だ。

 ただ彼らは信長の上洛時(じょうらくじ)刺客(しかく)を送りこんだ。


 それは彼らの余裕のなさを意味する。

 尾張に進軍できない理由があることに。


当主(とうしゅ)が動けない何かがあるな)


 もう一つは駿河(するが)今川(いまがわ)家。

 義元(よしもと)が引退したとは言え、伊勢湾(いせわん)制海権(せいかいけん)がじわじわ(うば)われているのは見すごせない。


 

 どちらを攻めるか信長は決断する。


鳴海(なるみ)城を取り戻すぞ! 敵は今川じゃ」


 父信秀(のぶひで)()くなった直後に奪われた鳴海城だ。やっと取り返しに行ける。


 もちろん城攻めは時間がかかる。

 あんな面倒(めんどう)くさい戦いにはしたくない。


鷲津(わしず)丸根(まるね)(とりで)(きず)け。大高(おおたか)城と分断(ぶんだん)する」


 兵を戦わせる前にできるだけ孤立(こりつ)させたい。


 うまく兵糧(ひょうろう)攻めが成功すれば、鳴海城以外にも大高城や笠寺(かさでら)も取り返せる。


 他にも砦に使えそうな場所を探させた。




 しかし敵の動きを探っているのは今川家も同じ。

 信長の動きはたちまち伝わる。


大殿(おおとの)、織田が大高と鳴海の間に砦を築いておると知らせがまいりました」


 駿府(すんぷ)の城で大殿と呼ばれているのは今川義元。


挿絵(By みてみん)


 駿河・遠江(とおとうみ)三河(みかわ)の三国を支配し、領国(りょうごく)経営も成功。武田や北条とも同盟を組み、朝廷から正式に三河守(みかわのかみ)(みと)められた戦国大名。


 『海道一(かいどういち)弓取(ゆみと)り』(東海地方で最強の意味)と自称(じしょう)するのも納得の実力者なのだ。


「ほほう、信秀のせがれはうつけではなかったよう

じゃ」


 義元は側近(そっきん)苦笑(にがわら)いする。


「織田の家中(かちゅう)はもっと兄弟でもめて欲しかった‥意外に早く収まったし、隠居(いんきょ)は早すぎだったか」


 義元としてはこのまま尾張(おわり)が力をつけるのをだまって見ているつもりなどない。


 北の武田・東の北条とは三国同盟を結んでいる。

 だから今川が攻めて行けるのは西の尾張だけとも言えた。


「では私めが」

 息子の今川氏真(うじざね)が進み出たが義元は首をふる。


「いや、ここは海道一の弓取りの実力を見せてしんぜよう」


 義元は「ほほ」と上品に笑った。



 氏真君は当主ですが実戦経験が少ないのでお留守番です。

 戦争面での信頼はないのでしょう。


 この時点の信長は大して評価されていません。

 信秀はすごかったけどその息子はどうなんだ、くらいです。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ