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こころの声

 心の中でずっと、叫んでいる。

 ただ、

 愛されたかった。


 どれだけ傷つけられても。

 どれだけ汚物のように扱われても。


 蔑み、殴られ、捨てられようと。

 ただ自分を見ていてほしかった。

 必要だ、って言ってほしかった。


 自分が誰だか分からないから。

 生きてる理由が見つからないから。



 僕は誰?       

          ――壊れそう。


 私は何?

          ――消えてしまえ。


 俺は必要?

          ――生まれなければよかった。


 何で……



 誰か手を取ってよ。

 愛のない私の手を。


 誰か見つけてよ。

 自分が見えない俺のことを。


 ――誰か、聞いて。

 ――僕の、話を。


 心の中でずっと、叫んでいる。

 『可哀そう』だとか『何とかしてあげなくちゃ』とか、そういう無責任なことは考えてないです。けど、少しでも理解しようとすることは出来るはずだから。

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