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とある英雄の学園生活  作者: にゃん丸


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69話 フランス王との謁見 2

 俺はフィリップ王の提案を断った。

 アリスと一緒にいるのが気に入っているんので護衛を辞めるつもりない。

 今の大尉の階級に全然不満はない。

 お給料も他の大尉より多くもらっている。

 それにアルト王は俺に気を遣い『フェリス』の称号も与えてくれたのだ。

 これで文句を言ったらもったいないお化けが出てくるよ。

 

 恋愛もまだなのにいきなり結婚なんて無理。

 しかもあのアフロディア王女と結婚なんて……絶対無理。


 俺の発言にフィリップ王が怒りの炎が宿るような目つきで俺を睨む。

 よく見ると怒りのせいか体が震えている。

 そんなに怒ることか?

 俺の言い方が悪かったのか?

 それとも態度か?

 うむーもしかして全部か? 


 「断るだと!ただが平民である貴様が太陽王と呼ばれている余を愚弄する気か!!」


 ほ~フィリップ王は太陽王て呼ばれているのか……初めて知ったよ。

 太陽王か……中学時代に世界史の授業で習っような気がする。

 たしかマリーアントワネットのダンナさんだった気がするんだが。

 日本史は得意なのだが世界史て苦手なんだよな俺。

 だって他国を勉強してそれが何の特になるのと思うわけですよ俺。 

 なので俺の世界史はいつも赤点だった。

 ちなみに日本史は90点台をキープしてたよ俺。

 しかし自分でたからかに声を上げて太陽王て……いかん笑いそうだ。

 おっと笑ったら失礼だ。

 俺は笑いをこらえて

 

 「別に愚弄するつもりはありません。ただ今の俺はイングランドの将校ですし今の待遇に満足しています。あと結婚には今は興味ありません。ですのでフランスに仕えることができないのでお断りしただけですが」


 今度は言葉をえらんで断ったぞ。

 笑わずにちゃんと言えたはずだ。

 これで少しは冷静になってくれるはずだ。

 フィリップ王の様子を見たが全然怒りが治まらないようだ。

 なんで?


 「貴様……太陽王であるフィリップ・エベルージュ・ボナパルト2世が命ずる!!この狼藉者キラ・イチジョウを捕えよ。抵抗するなら殺しても構わん」


 「「「「「「「ハッ我が王よ!」」」」」」


 ……チョットまて。

 なんて命令をするんだ。

 捕まえるとはよしとしよう……いいわけないが。

 抵抗したら殺しても構わんて……。

 一応俺は同盟国であるイングランドの将校ですよ?

 それも「フェリス」の称号を持つ特別階級の者ですよ。

 ついでにいろんな人から『英雄』と呼ばれているんですが……全く関係ないんですね。

 外交問題に発展すると思うのだが……

 

 周りにいた騎士が剣を抜き構える。

 前列にいる魔術師が杖を構える。

 いかにも今から殺そうと言う目をしているんだが……

 抵抗するつもりないんだが、抵抗しないならしないでそのまま殺られそうな気がすんだが。

 とにかく俺も少しは抵抗させてもらうか……。

 俺は腰の捧げている剣を取ろうとしたのだが……

 謁見の間に入室の際に取り上げられていたのに気づいた俺……。

 魔法と体術だけで近衛騎士20名、宮廷魔術師2名と太陽王の合計23名対俺1人……

 徹底的に抵抗してやる。

読んで下さりありがとうございます。


ちなみにマリーアントワネットの旦那さんはルイ16世で太陽王と呼ばれていたのはルイ14世です。


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