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I’m happy I'm happy I'm happy

「前行ったといってもこの虫が出そうな感じ嫌なんだよな」

嫌そうな感じに言った。


・・・・まあ大丈夫ですよ。前行ったとき出なかったじゃないですか。


「それがまた不気味で嫌なんですよ」


『早く行こ』

せかさないでくれと思った。と思っていても、行かなきゃいけないから行くことにした。


「うん。行こうか…」


「ライト!」

暗いからライトを使った、というかなんで暗いんだよ。こういう雰囲気が虫が出そうな感じを出してるから渋ってしまうんでしょうが。

と心の中で逆ギレしているのだった。


・・・・どうやら先客がいるようですね。


「え?先客?」

誰か来ているのかな?ここはあまり人気がないところだから珍しいな。


・・・・人の足跡があります。

足元を見てみると確かにあった。


「これって前に来たときにできたものとかじゃなくて?」


・・・・この足跡は今できた感じものでしかも大人数の足跡なんで違いますね。


「なるほど」

確かによく見たら大人数だな。だとしたら結構珍しい人たちだな。このダンジョンくるって。


『誰かいるんだ』


「そうだよ。もしその人たちに会ったら攻撃しないでね」


『わかった』


・・・・やさしいですね。


「できれば和解のほうがいいし、無駄な戦いしたくないからね」


『やさしいー。やさしい!』

そんなに褒めないでくれと思った。褒められるのあんま慣れてないから…


・・・・顔赤いですよ。


「なんでもないです!」


・・・・なにも言ってないですよ。でどうしたんですか?


「だからなんでもないですって」


『主照れてるー』


「そんなことない!」

照れ隠し的になってしまった。


・・・・なるほど。照れていたのですね。

わかってたくせにわざと言ったよね?


「ど…どうなんでしょうね」


・・・・その反応はそう言っているようなものですよ。


「う…うるさい!」

なんかどうやっても照れ隠しにしかならなくなってしまった。


◇ユートは照れ隠し状態になった。

頼むから煽らないでくれ。


「というかなにも出ないですね」


・・・・話変えましたね。


「別にいいじゃないですか。でなんで敵でないんですか?」


・・・・この辺はゴブリンが出てたと思いますがその親玉が倒されので、戦意喪失してるのでは。


「あー。ゴブリンキングだっけ?あっさり倒しちゃったやつね。だからゴブリン出てないんだ」


・・・・そういうときはゴブリンじゃなくて別のモンスターが住み着いている可能性があります。

ゴブリンがいなくなったからその隙に住み着くってことね。


「まあ敵対してきたら倒すか」


『おー!』


「ファオーン」

という鳴き声が聞こえた。


・・・・早速鳴き声が聞こえてきましたね。来ますよ。多分敵対しています。


「オリン!来るよ。大丈夫?」


『オリンがんばる!』


「よし。魔法の準備しといて」


『うん』


・・・・どうやらEランクの普通のウルフの個体ですね。


◇普通のウルフが現れた!


『はああー』

『黒刃!』

黒刃ね。いいよね。使い勝手いいし。

おお!オーラ出てる。こんな風に見えるんだ。


ってちょ待って。

「ちょ!そんなに溜めたら——」


『やぁああー』


「フゥオ!」

やばい。グロイ!グロイ!見れないっす。


『やったぁー!』

まあ本人が喜んでるならいいや。


『どう強い?』


「強いよ。あれだけできるんだから。というか黒刃使えるってすごいじゃん」


・・・・魔力を与えたときに魔法の引継ぎしておいたので。

なるほど。マジで有能すぎ。


・・・・でも使いこなせるかはオリンさん次第ですけど。


「でも使いこなしてるから、オリンはすごいってことか」


『やったー。オリンすごい!』

とつぶらな瞳で言ってきた。無邪気でかわいいと思った。



それから奥に進み、ウルフと出会って戦ってを繰り返して進んだ。


「といかウルフ多くない?親玉でもいるのかな?」


・・・・そうですね。これだけ出てくるということは親玉がいると考えてもいいですね。


ウルフの親玉は何だろうと考えてみた。

まずシャドウウルフというのは見たことあるけど、親玉ぽくないし…

ゴブリンキングみたいにでかいとか?まあそれは当然として、やっぱりリーダーシップがあふれているみいな?

と想像を膨らませているのだった。


「これどこまで行けばいいのですか?」


・・・・疲れたんですか?


「正直言うとそうなりますね」


・・・・なら少し休憩しましょう。


『休憩!』


「いや大丈夫です」


『無理しないでね』


「大丈夫だから。心配しなくていいよ」


『うん』


◇ウルフが現れた!

またか。じゃあさっきまでオリンに任せていたけど俺も戦うか。


「なんかいい魔法ないですか?」


・・・・学園で学んだやつあるじゃないですか。


「いや。もっとこうビリってくるよなやつがいいっす」


・・・・でしたら、サンダー・エクスプロージョンとかどうでしょうか。


「なんか強そうでビリってきそう」


「では早速」

「すー」と息を吸い放つ魔法の詠唱の準備をし、


「サンダー・エクスプロージョン!」

と勢いよく放った。


するとダンジョンの中なのに周りに雷雲ができ、その雷雲から雷が降り、ウルフに当たった。

それだけでは終わらず、「ボン」という一瞬の音とともに爆発が起こった。


「これよ。やりたかったのは」


・・・・ですがこの辺り一帯ぶっこわれましたよ。この音によってウルフがまた来ますよ。


「だがこれでいいです。これが目的なんです」


・・・・というと?


「もっと戦いたいからやりました」


・・・・10体くらい来てますよ。

ちょっと、いいんじゃないっすか


「そのほうが昂ってくるってもんじゃないですか!」


◇ウルフ×10現れた!


「今度は魔法じゃなくて近接でいきますか」


・・・・そういえば剣持ってきていましたね。


『オリンもやる!』


「おお!じゃあいこうか」

スっと剣を出し、構えた。


「おぉおぉぉー」

剣を振りかぶりウルフの胴体を目掛けて…


「おおぉらぁあ!」

ズバ!

ジャストに当たり切れ、1匹倒せた。


「おお!初めて剣使ったけど結構やれ——」

バコ!

と鈍い音が鳴り…


「おおーぶっこわれた」


・・・・ふつうの剣だと負荷に耐えられず壊れたようですね。


「え?マジ?じゃあ俺一生剣使えないってこと?」


・・・・もしかしたら聖剣なら耐えられるかもしれないですね。


「よかった。それ見つけるまで剣使えないけど一生使えないってことはないからマジでよかった」


『黒刃!黒刃!黒刃!』

3発とも命中してウルフは残り6匹になった。


「拳でやるしかないか」

拳を顔の近くに持ってきて構えた。小さいとき、好きなヒーローものの真似をしたのを思い出した。

あのときは夢中していたな。パンチの仕方だったり、キックの仕方を研究してたな。


「しゃあー。おお——」

息を吸い振りかぶろうとしたとき…


「君!大丈夫か?」

誰か来た。その人がきた後、その後ろから2人、人がきた。


「爆発音があったから来てみたけど大丈夫か?」


「いや。全然大丈夫です」


「剣が壊れているけど戦えるのか?」


「はい。別に大丈夫っすよ。剣がなくても拳あるんで」


「心配だな。まあここは私たちに任せてくれ」


「戦えますって」


「任せろ!」

だめだ。話聞かないタイプだ。


話聞かなそうだから黙って見ることにした。もっと戦いたかったのに…


「はああぁあ」

するとズバズバと切っていった。速いな。剣の才能がもとからあったみたいだ。

ほかの2人は魔法攻撃しているな。


「????」

音すごくてなんも聞こえねぇ。なに詠唱してるかわかんないじゃん。


『オリンも戦いたい』


「だめだよ。邪魔しちゃ悪いからね」


『えー-」


「見てようね」


『う…うん』

納得してなさそうだな。じゃあ。


「あとでなんかあげるから」


『わかった!』

よしよし!とやってあげた。


『えへへ。ありがとう』


とやっていたらすぐ終わったようだ。


「君、怪我は?」


「ないですね」


「そうか。爆発あったみたいだけど、なにか知ってる?」


「し…知らないっすね」

白を切ることにした。ここで自分のことを知られたら、学園では平穏に過ごせなくなる。


「俺が来る前になにかあったんじゃないですか?」


「なるほどな。じゃあ私達が来る前にウルフが倒されていたけど、君がやったのか?」


「まあ。ウルフくらいなら俺と契約獣で倒せますよ」


「でその契約獣とはどこだ」


「よいしょ。この子です」


「Gランクのナーガを契約したのか?あまり戦力にならない気がするが」


「見た目とランクで判断しないでくださいね」


「というと強い個体なのか?」


「すごく強い魔法使えます」


「なるほど。わかった」


「でなんでこのダンジョンに来たんだ?」


「そりゃあ。お宝さがしですよ」

とよくぞそのことを聞いてくれました感をだして言っておいた。


「俺たちはお宝さがしですけど、あなたたちはなにしにきたんですか?」


「調査だな」

ふーん。なんの調査だろうな。


「なんの調査なんですか?」


「とある石についての調査なんだがな。それが見つかんないんだな」

そりゃ俺がとったからね。


「なにか知らないか?」


「え?知らないっすよ」

白を切らせてもらう。


「そうか」

なんも知らない人を演じることにするのだった。

よろしければ評価をおねがいします。




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