◆ 16話 昔のシュウ
執筆再開しましたよふふふ
昼休み。
オレが教室で昼飯を食べてると、アヤカさんが教室にやってきた。
「え? 中学時代のシュウっすか?」
「そうよ、あんたシュウと中学から仲良かったんでしょ?」
「まぁそうですけど」
「じゃあシュウがどんなヤツだったか教えなさい! できるだけ詳しくね」
「いやぁ、そう言われても別に普通の中学生やったっすよ」
「正直に言いなさい!」
「いたぁ!? なんでビンタ!?」
「普段あんだけおとなしいシュウが、あそこまでケンカ慣れしてるのはおかしいでしょ? だからほら、昔は荒れてたとか何か暗い過去があるとかあるんでしょ!」
「んー、あいつは昔からあんなもんっすよ。ケンカ慣れしてんのはたぶんオレのせいっすね」
「どーゆーこと?」
「なんでかわかんないんすけど、オレ色んなやつに絡まれてたんすよ。んで一緒にいたシュウもよく巻き込まれてました」
「巻き込まれてた、ってどんなふうに?」
「オレに勝てへんからって一緒にいるシュウの方をやろうってやつが多かったっすね。オレとおらん時にシュウに襲い掛かったりしてたみたいっすよ」
「なるほどね。それをシュウが全部撃退してたわけね」
腕を組んでなにやら納得している様子のアヤカさん。
「いや、アイツはケンカとか好きやないんでずっと逃げてたみたいっすよ。どーしようもなくなったら相手してたみたいなんすけど」
「へぇ、やっぱりシュウは争いは嫌いなのね。だいたいわかったわ。これはお礼よ!」
「いたぃっ!? だからなんでビンタ!?」
アヤカさんはオレに強烈なビンタをお見舞いするとすぐにどっかに行ってもうた。
ほんま元気やなぁあの人は。
・・・あれ、そーいえばシュウはどこいったんや?
「ンーーー!! ンーー!!!」
なんで体育倉庫に監禁されてんだ!?
なにがしたいんですか先輩っ!!!
アヤカ「とんでもなく久しぶりね」
シュウ「ですね」
ア「もう前の話なんてわすれたんだけど?」
シ「まぁいいんじゃないですか?作者もひまつぶせればいいみたいな思考だし」
ア「はぁ、まったくほんとにダメな人間ね、アホ作者」
シ「ですね。まぁ次はもうちょいマシな話を期待しましょう」
ア「わかったわ。じゃあ今日はこのへんで」
シ「ぁ、恒例になりかかってた次回予告はしないんですか?」
ア「久しぶりすぎてどんなテンションでいけばいいかわからないから今日はやんないわ」
シ「ぁぁ・・・」