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2話『どうやら本当に』

私の返事を聞いて御者は


「ここから街まではまだまだだけど乗っていくか?」


と、聞いてきた。

本当にこの人大丈夫かと強く思ったが、別に私はこの人に危害を加えるつもりは無いので、この御者はちゃんと人を見て大丈夫そうだからと思い言っているのだと思うことにして乗せてもらうことにした。


「俺は、ジス!嬢ちゃんは?」


「クロエルハ」


「そうか、よろしくな!」


ジスと名乗った御者は20代後半位の体格のいい男だった。商人らしく品物を届けに行くところらしい。

私を嬢ちゃんと判断したのは色々な客を見てきたから体格やオーラみたいなもので大体わかるらしい


「嬢ちゃんはなんであんなところに1人で?

冒険者なのか?」


「……目が覚めたら森の中にいて、

それ以前のことを覚えていないんです」


半分は本当だ、でも赤の他人に詳しく話す必要も無いし面倒だからこういう設定で行こうと思う。


「マジかよ、そりぁ大変だったな」


それから道中この世界のことを教えてもらった。


〜分かったこと〜

・この世界はイーリスという

・今いるのはウェランド王国

・ハイエルンという街に向かっている

・森の珍獣は魔物といい、普通の動物が魔力の影響で

変異したものらしい

・この世界には魔法がある。人は皆多かれ少なかれ魔

力を持っていて、生活魔法なら誰でも使える

・冒険者ギルドがあり、依頼を受けて報酬をもらった

り、逆に依頼を出したり、素材や薬草を換金できる

などのことを教えて貰った。


やっぱり、元いた世界とはだいぶ違うと思った。


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