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クロエルハのこれまでの話②

部屋にお花がいっぱいになった日から数日後

白い人達はいつも通りだったけど

最近は少し違ってこれまではいなかった黒い人が部屋に来るようになった


その人は「リョウガ」と名乗って、白い人達と違って決まった時間に来る訳じゃなく、1日に何度も部屋を出たり入ったりして私とお話をしていく


これまで白い人達は全然お話してくれなかったから

たくさん話すのは楽しい


リョウガの話すことはとても面白い

"海"や"森"の話、"空"には私と同じ翼を持った"鳥"

という動物がいて風に乗って飛んでるんだと話してくれたり、本を持ってきてくれたり

"友達"にイタズラをして怒られたなど他愛のない話、でも私にとってリョウガと話をできる時間は特別だった


ある時、なんでリョウガは私のところにいつも来てくれるのか聞いてみた

リョウガは一瞬困ったように笑って私と話すのが楽しいからだと言って、急用を思い出したからとその日は帰ってしまった


なのでその日は、リョウガが置いて言ってくれた本を読んで過ごした


次の日、リョウガは来なかった

とても暇だ


その日の夕方また、いつもと違う時間に白い人達が部屋に来てついてくるように言われた


そこは、この前の大きな器械がいくつもある部屋だ

でも、今度は台の上には誰もいない

私は前と同じに台に縛り付けられてまた、いつの間にか眠ってしまった


目が覚める。前のように痛みはなく普通だ

起き上がると腰に違和感があった

別に腰からツノが生えた訳では無い。当然だ

だけどツノは生えていなかったが変わりに尻尾が2本

生えていた

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