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グランバルト『常識は?』

彼女はクロエルハと名乗った

彼女の後に続き風呂場に行くと彼女は固まった

そこは普通の風呂場だったが彼女には違ったらしい


「これはどうやって使うの?」


と聞かれたので答える


「桶に水を貯めて体を洗うんです」


「?水はどこから出るの?」


「生活魔法でです」


「その生活魔法はお湯が出るの?」


「いえ、皆、水だと思いますが」


彼女はこの風呂の使い方を知らないようだった

それに、生活魔法も知らないようであんなにすごい魔法をバンバン使っていたのに謎だ

あれほどの魔法を使えるのだ貴族なのだろうか?

それでも生活魔法くらいは知っているはずだが、謎だ


動かなかくなった彼女はそれからしばらくして動き出した。それからの彼女は凄かった

俺の服を破り脱がせ風呂くらい1人で入れるという俺の言葉を華麗に無視

またも魔法?を使い天井からお湯を降らせいい香りのする泡で全身ピカピカに洗われた。

俺は男として何かを失った気がする


風呂から出たあとも暖かい風で髪を乾かされ、どこから用意したのか新品の服を着せられた。

貴族のお坊ちゃんになったような感じだ

(だがとても気持ちよかった)


その後、彼女に再度お礼を言うと、そう何度も言わなくてもいいし、様なんてつけなくていいと言われた


彼女曰く、この世界のことを全然知らないため戦えて知識があり共に旅のできる信用できる人を探していて奴隷商に来たらしい

ただ、一緒にいてくれるなら奴隷じゃない方が良いらしく俺を奴隷として見ていないようで必要ないから契約も破棄するという。反論しようとしたら


「奴隷じゃないと一緒にいてくれないの?」


と言われてしまい否定するとそれなら問題ないと

奴隷商の店主しかできないはずの契約解除


「それなら平気」


とあっさりとやってしまった。本当に謎だ

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