1話『ここはどこ?』
目が覚めたら森の中にいた
確かにベットで寝たはずだった
?「誘拐?」
いや部屋に誰か入ってきたらすぐに気がつくからそれは無い。と思考を巡らせる
それなら……能力による転移……?
閑話
〜人々の中には"能力"を持つ者が稀に存在する。
それは、ものを触れずに操ったり、炎や水、風を操作したり、空間を移動できたり様々だ。
"私"も能力を使える1人でありそういった者達と戦っていた〜 閑話終了
あたりを見渡したが敵の気配は無い
ならばなぜ自分がこんな所にいるのか理解ができない
考えを巡らせていると、不意にガサガサと物音がした
振り返るとイノシシ"らしき"動物がいた。
なんで"らしき"かと言うと私が知っているイノシシは目の前の動物程大きくはないし、何より鼻から"火"を噴いたりはしない。
だか、そのイノシシらしき動物は全長5mは越え火を噴きながら勢いよくこちらに突進してきた。
が、私に届くことはなく力尽きて倒れる。
能力はちゃんと発動した
あの殺気や自然の匂い、地面の感触からどうやら夢でもないらしい
信じられないがもしかしたら私がいた世界とは違うのかもしれない。
それを確認するためにもとりあえず森の外へ向かう
数時間森の中を歩くと街道に出た、適当に街がありそうな方向へ歩いていると後ろから荷馬車が来た
(馬車なんて初めて見た)
道端へよって歩いていると追いついてきた荷馬車の御 者に声をかけられた。
御者「お嬢ちゃん?1人かい?」
今の私の格好は長いフード付きのローブを顔が見えないほど目深にかぶり、腰に刀を下げている。その状態で「お嬢ちゃん」と判断したのは体格だろうか?
自分で言うのもあれだけどこんなに怪しい格好の奴に話しかけるこの御者の危機管理能力は大丈夫だろうかと思う。
私「はい」