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52.その紳士たちに姿なく その5

ネット小説大賞 一次は突破した本作でしたが、二次で落ちちゃいました 残念


【View ; ???】


 今年の一年女子はレベルが高い。

 ソウルフレンドとも言える親友ツユっちがそう言ってたので、確認しようと思って見に行ったワケなんだけど……。


 好みドストレートな黒髪の女の子がいたんだよッ!

 まさに大和撫子とでも言うような、純和風美人! 大人っぽくて、制服の上からでもそれなりのモノがあるって分かるのも良い!


 何やら屋上に行くみたいなんで、こっそりついていくことにする。


 いやぁ、気が付くと使えるようになってたこの超能力は、人を尾行するのにめっちゃ便利だよね!


 ……とか思ってたら、あの子、急に足を止めて周囲を見回しはじめたんだけど。


 気のせいでしょうか……とか呟いているし、カンがいいのか……?


 能力を使いつつも、さらに少し物陰によりつつ……。

 だっていうのに、何かあの子、めっちゃ警戒感出してない??


 いや、ふつうの人は俺のことなんて全く気づかないんだけど???


 まぁ警戒はされているけど、気づかれてない感じだから良いんだけど。

 警戒されてる時点でとんでもない話なんだけどさぁ……。


 彼女は警戒しつつも、屋上のドアを開いて外へと出て行く。

 おっと、後からドアを開こうとすると怪しまれるだろうから、上手く一緒に出ないと……。


 息を殺しつつ、可能な限り彼女へ近づき……。


 よし、今だ……ッ!!


 彼女がドアから手を離した瞬間に、するりと俺は身を躍らせる。

 音を立てないように、柔らかく扉を押さえつつ、上手く屋上へと出られたらそのまま足音を立てずに彼女が進む方向とは逆へ行く。


 警戒心が強い子だから、ちょっと距離を離したい。


 とりあえず向こうも少し警戒心が和らいだのか、お弁当を出した。

 スマホを見ながら食べ進めてる姿も良いね。


 こう、時折スマホを膝の上に置いて、前に垂れてきた髪の毛を耳にかけ直す仕草がグッとくる!


 そんな感じで、彼女の様子を観察していると、誰かが屋上へとやってきた。


 屋上のドアから姿を見せたのは、俺の人生上あまり道が交わることが無さそうな、ギャル然とした子だ。

 ただ、あの子もあの子で、俺の好みではないけど、カワイイことは間違いない。

 今年の一年は、レベルの高い女子が多いというのは本当っぽいなぁ……。


 ギャルの子は気安い感じで、黒髪の子に近づいていく。


 うーん、何か話し始めたけど、ここからだと聞き取りづらいな……。

 もうちょっと近づきたいけど……いけるかな?


 とりあえず、自分の能力を信じて、ゆっくりゆっくり……。


 その間に、何かのやりとりをしたあと、黒髪の子はお弁当を片づけ、ギャルの子は口にくわえていたチュパロリップスをかみ砕いた。


 ようやく声が聞き取れるくらいのところまで近づいた時、何だか微妙な顔をしてギャルの子がうめく。


「今舐めてた……テストフレーバーという触れ込みで限定販売されたバナナ納豆チョコレート味は、微妙だったし……」

「それは試験販売する前から結果が見えている味では……?」


 黒髪の子のツッコミももっともだ。

 っていうか、どうしてその組み合わせに納豆を混ぜたんだよ、チュッパロリップス社ッ!


「舐めてるとさ、シロップやお砂糖とは違うベタ付きというかネットリ感あってさ……口から出すと何か糸引くし……ちょっと頂けなかったし……」

「どうしてそこを再現しようとしたんでしょう」


 心底から分からないという様子の黒髪の子に、俺も全力で同意する。


 あでも、口から抜くとき糸を引くという一点だけは評価できるかも。

 絵面によってはエロスを感じる。野郎でイメージするな、美少女でイメージしろ。えっちな映像大好きですが何か?


「ま、それはともかく。やろっか」

「はい」


 やる?

 何を?


 それが合図だったかのように、黒髪の子が座っていた机から降りてブレザーを脱ぎ、自分のカバンの上に投げる。

 さらにリボンタイも外し、ブラウスの第一ボタンを外した。


 ……え? え? 何? 何が始まるの? ちょっとドキドキしちゃうんだけどッ!?


 それはギャルの子も同じで、彼女もブレザーを脱ぎ捨てる。

 ブラウスはもともと大胆に開けているんで、ちょっとこう目のやり場に困るというか、ガン見したいというか……!


 やるって? もしかしてヤる???


「十柄さん、使う?」


 何を……ッ!? もしかして大人の玩具ッ!?

 っていうか、黒髪の子は十柄って言うのかッ!


「花道さん、持ち歩いているんですか?」

「こんなコトもあろうかと?」

「ふつうはないと思いますけど」


 ギャルの子は花道ね。覚えた!


 ともあれ、花道が十柄に手渡したものは……。


「でも花道さんの分は?」

「マイグローブが別にあるから!」


 グローブだった。

 格闘技の……フルコンタクト空手だっけ?

 いや詳しくないから、よく分からないんだけど、そういうのに使われている手の甲の辺りが膨らんでるタイプの指貫きグローブ。


 格闘ゲームのキャラが付けてるのは見たことある気がする。

 ようは、そういうグローブだ。


 十柄が手に取っているのは、黒地に赤いラインが入ったもの。


 花道がマイグローブだと取り出したのは、夜桜柄の和服を思わせるようなデザインのものだった。


 ところで、グローブの入ってたカバン。

 教科書とかノートとか全くなくて、チュパロリップスが大量に詰まってなかった?


 色んな意味で大丈夫? この子……?


「可愛いですね、和柄」

「こういうとこでオシャレしてもいいよね~」


 うん?

 いや、うん……。


 オシャレ……?


 そうして二人はためらうことなくグローブを手に着けた。


 ちょっと待って。


 方や暴力沙汰とかと縁の無く図書室の片隅で本を読んでそうな大人しい系美人。

 方ややっぱり暴力沙汰とは縁の無さそうな明るいコミュ強なギャル系美少女。


 ……それがどうして二人して格闘用のグローブとかしてんのッ!?


 とりあえず、嫌な予感がするので屋上の入り口辺りまで下がろう。戻ろう。


「おや?」

「んー?」


 そして二人の視線がこちらに向く。


 いやマジかッ!?

 あれか? 格闘技やってるから、気配が分かるとかそういうのかッ!?


「何となく視線はあれど、姿は見えず……ですね」

「ぼんやりとはいるっぽい気配はあるけどね~」


 やっぱ気づかれてるッ!?


「ハッキリしなくてちょっと嫌なんですよね」

「いいんじゃない。とりあえず、今ンとこ害はないっしょ?」

「そうですね。今は軽い手合わせといきましょう」

「それそれ~」


 そうして二人は屋上の真ん中辺りにある程度の距離を取って構えあった。


 ……とりあえず、俺――助かった?


 とはいえ、あのカンの鋭い二人相手がいる状況でこっそりと屋上を去るのは不可能だろうし……。


 うーむ。

 よし。大人しく見学しよ。

 二人がいなくなってほとぼりさめるまで屋上にいよう。


「お先にどうぞ、花道さん」

「おっけー。それじゃあ、いくよー!」


 瞬間、花道の姿が消えた。

 ……え? 消え……?


 直後――ダンッ! というスゴい音。


 気がつくと振り抜かれていた花道の拳と、それを受け止めている十柄の姿。


 え? なに? え?


 軽く……これで、軽く……??


 そんなこと思ってるうちに、バババババッって感じでパンチのラッシュをしてる――んだろうけどよく分からない――花道。

 それを軽く受け止めたりいなしたりしてる――気がするけど見えない――十柄。


 軽く、とは……。


「ちょっと強めの行くよー!」

「どうぞ」


 二人とも息はあがってないし、余裕ありありなんだけど。

 本当に軽くなのか……。


 軽く下がった花道が、膝を少し曲げ――鋭く飛び膝蹴りを放った!


宴月(えんげつ)流」


 その膝を受け止める十柄。

 流れるように身体を回して空中で後ろ回し蹴りを放つ花道。

 身体を沈めてそれを躱す十柄。


 ミニスカで放つような技じゃない! 見えちゃってるよ! と叫びたくなる自分と、そんなアニメやゲームみたいな技をマジでやれるの!? とテンションあがる自分が混ざる。


 いやもう、どういうテンションでこの状況を見てればいいか、わかんねーよッッ!!


円旋連月(エンセンレンゲツ)ッ!」


 空中で回転する勢いを殺さないまま、空中で前転する要領で袈裟懸けに剣を振り下ろすかのような鋭いカカト落としが放たれ、十柄を襲う。


 それを十柄は両手をクロスさせて受け止めた。


 両者は間合いを放すように、軽く下がりあって――


「十柄さん、だいじょぶー?」

「ええ。平気です。思ってた以上に威力があったので驚いただけですので。

 花道さんが本気だったら骨が砕けてましたね」


 右手をプラプラさせながら軽い調子で答える十柄に、花道はちょっとドヤ顔をする。


「でしょでしょ。まぁふつうの人なら今のでも軽く骨イッちゃうかもね~」

「ですねぇ」


 いや、会話の内容がおかしい。

 思わずツッコミの声をあげかけて、飲み込む。


「では次はこちらから」


 そうして動き出した十柄も、同じような動きでシュババババっと連続攻撃をし、花道がそれを受けたりいなしたりする。


「では、強いのを」

「おっけー!」


 開いた左手を前に出し、右手を腰元で握って膝を曲げた。


「いきます」


 シンプルな正拳突きかな? と思っていた瞬間(とき)が俺にもありました。

 実際のところは、とんでもねぇ速度で踏み込んで、前に出した左手――ええっと、掌底だっけ?――をぶつけにいく。


 それを花道はクロスした腕で受け止め……


「十柄流――重ね羽々斬(カサネハバキリ)


 続けて十柄は、受け止められている自分の左手の甲に拳を叩きつけた。


 瞬間――


「……ッ!?」


 声にならない声を上げながら、花道が後ろへ飛んだ。

 しかも両腕は軽く上に上がっている。


 リ、リアルなガードクラッシュ攻撃……ッ!?


「痛ったぁ……手前に出した左腕より裏の右腕に衝撃来てびっくりした」

「家に残ってる古い手記が本物であれば、元々は鎧武者相手に、鎧を無視して攻撃しようと思って編み出した技らしいです」

「ちょっと納得しちゃいそう。

 十柄さんが本気だったら右腕壊れちゃってたよね、これ」


 納得するような技だったのッ!?

 しかもやっべぇんだけどッ!?

 まじで鎧抜くのッ!? リアル鎧通しの拳なのッ!?!?


 事実は小説より奇なりとは言うけど、この二人の存在がソレだよ!

 俺の突然に目覚めた超能力よりよっぽどアレだよ、こいつらッ!!


「ところで、十柄さん」

「ええ。だいぶ気配を感じられるようになってきました」


 うえ、やば。

 ちょっとテンションあげすぎた!?


「視線は感じるのに気配は薄いし……もしかして、ドローンみたいな開拓(フロンティア)能力?」

「いえ、違うと思います。

 ……というか、開拓能力のコトを知ってるんですね」

「ほら、ししょーがししょーだし」

「……まぁ知ってるなら、話は早いんですけどね」


 開拓能力?

 もしかして、俺が使ってるような能力のことか?


「恐らくは認識阻害系かと。

 一定範囲内のいる人を対象に、視界にいても認識できなくなるとか」

「本当は目に見えてるのに、そこに誰もいないって思っちゃうようにされてるってコト?」

「可能性としては」

「なるほどなるほど。

 でも、もっとシンプルに光の屈折とかだったりしてね~」

「ああ、光学系の迷彩能力の可能性の方が高いかもですね」


 げッ!

 まじかよッ!!

 こいつら……超能力者の存在を知ってるどころか、たぶん専門的な知識もってやがるぞッ!?


 原理はともかく、完全にこっちの能力を当てに来てる……!


 あんな奴らにバレて殴られたら死ぬ! 間違いなく死ぬッ!!

 姿を消して様子を見てた理由を聞かれても答えられないしッ!


「あるいは認識系と光学系の複合だったり?」

「そこまで行くと気配を含めた完全な透明化に近いのかもしれませんね」


 やばいやばいやばいやばいッ!!


「十柄さんって、開拓能力使って悪いコトしている人をコッソリとお仕置きする仕事してるんでしょ?」

「色々とツッコミ所はありますが、大きく間違ってはいませんので、その認識で構いません」

「お仕置きするの? 透明人間さん」

「どうでしょう。私を見ていた理由次第でしょうか」


 ……最悪だッ!!

 一番、バレちゃダメな相手じゃないか、十柄って!!!


 能力を全開にして、俺はその場から走り出す。


 ここで一つ、判断ミスをした。

 透明化を維持したまま、ドアを開けて踊り場に飛び込んでしまえば、まだ校舎に残る生徒たちの雑踏に混ざって誤魔化せたはずなのに……。


 ドアを開けたらカン付かれるという不安から、俺はあろうことか、ドアを無視して踊り場の裏へとダッシュで回り込んでしまったんだ。


「完全に気配を捕らえました。

 踊り場の裏へ回りましたね」

「あたしも感じた!

 十柄さんは右周り、あたしは左周りでいこう!」

「了解です」


 やばいやばいやばいやばいやばい……ッ!


 今の透明化じゃダメだ!

 もっと透明にならないと!!


 見た目だけじゃない!

 気配も、足音も、体臭も、息づかいも、体温も……!

 俺に関するありとあらゆる気配を絶たないと……ッ!


 両手で口と鼻を押さえながら座り込み、もっともっとと能力に訴える。


 すると、俺に巻き付いて俺を透明にしてくれていたボロっちい包帯がスルスルと解けていく。


 待てッ! 待て待て待て待てッ!!

 タイムリミットにも、使用限界にもまだ達してないぞッ!?


 何で解けてくんだよ……何で……。


 声を出さないように我慢しながらも、それでも俺はパニックになっていく。

 だけど、俺から解けた包帯は、俺の目の前でミイラ男を形どっていく。


 言うならば透明なミイラ。

 包帯はかなり雑に巻き付いていく。包帯の隙間から見える肌は完全に透明で、反対側が見える。


 顔だけは丁寧なぐるぐる巻きで完全に輪郭を形どっていて、帽子をかぶっているし、左目だろう場所にモノクルがついていた。


 包帯の上からボタンを留めずタキシードを羽織り、ボロボロに穴の開いたスラックスに、革靴、さらにはステッキまで手にしていて、英国紳士のミイラと言われればそうかもしれない。


 パニックになっていた心が落ち着いてくる。

 不思議と、こいつが何なのか分かった。


 俺の能力の本当の姿だ。


 俺の能力――『姿無き紳士(インビジブル・マナー)』。

 その真の姿、名付けて『姿無き真(インビジブル・マ)なる紳士(ナー・ジェントル)』!!


 ジェントルは両手を俺に向けると、体中から包帯を伸ばして俺を包み込んでいく。

 俺の姿がどんどん消えていく。俺以外が俺を見ることができなくなっていくのだという実感がある。


 俺の全身が透明になったあと、ジェントルが帽子をかぶせてくれた。

 瞬間――かゆい所に手が届いた、と……そう感じた。

 同時に、ジェントルの姿も透明になっていく。


「あれー? 気配が薄まったどころか、完全に無くなっちゃった」


 やばい。心臓がバクバクいってる。

 喉から心臓が飛び出しそう。


「完全な透明化……でしょうか?」


 呼吸があがりまくってる。

 ハァハァ言ってる自覚ある。


「なら、あたしたちが分からないだけで、ここにいるのかな?」


 だけど、二人は気づかない。

 ジェントル化したチカラは、俺が放つ気配に関する要素の全てを隠してくれている……!


「どうでしょう。こうやって話をしている間に、私たちの横を抜けて移動してしまってるかもしれません」


 移動はしてないよ……してないけど、そう思いこんでくれるなら、ソレでお願い! ここには誰もいませんよ!!


 でも、この二人相手にここまで効果があるなら、ジェントル化した俺の姿無き紳士(インビジブル・マナー)はすごいってことだな、うん。


 そうして二人は自分たちの荷物を回収して屋上から去っていった。

 だけど、俺はそれでも全然安心できず、日が落ちるまで屋上のこの場所で、ジェントル化したままジッとしているだった。





 ようやく、気持ちが落ち着いてきたのでジェントル化を解除。

 普段の透明化よりも、倦怠感が大きい。効果が高い分、疲労感も大きいみたいだ……。

 まぁ長時間維持してたっていうのもあるんだろうけどさ……。


 ともあれ、ようやく帰ろうって気になってきたの立ち上がる。


 そして――


 屋上の扉は施錠されていましたとさ。




 ……やべ。どーしよ……。


 ツユっち――確か、バスケ部だったよな……。

 まだ部活やってっかなー……学校に居るんだったら、帰る前に助けて貰いたいんだけど……。


 とりあえず、Linker(リンカー)でメッセージ飛ばしとこ。


 ぷりーづ・へるぷ・みー!!




【TIPS】

 幸い、親友ツユっちは部活終わりで着替え中だった為、すぐに助けに来てくれた。

 先生には放課後に屋上で昼寝してたら爆睡してしまったと言い訳したようである。


==========================


鷲子ちゃんたちとは無関係な話で恐縮ですが……


筆者の別作品『引きこもり箱入令嬢の結婚』のコミカライズがスタートしました


講談社の女性向け漫画アプリ「パルシィ」は毎週月曜日0時

ピクシブコミック内「パルシィ」は毎週水曜日の12時

それぞれで連載が更新されます。


10/1頃には書籍版『引きこもり箱入令嬢の婚約』も発売されます

どうぞ、よしなに٩( 'ω' )وお願いします


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― 新着の感想 ―
[良い点] 最初は犯人視点かなと思ったけどできる事見てると落書きと透明化はそれぞれ別人かなと
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