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にわ

書き方がわからないのでこんな感じでしかかけません。


「さて、今回の俺はどんな姿かなー」


 そんな陽気なことを言いながら魔法で鏡のようなものを作り出す。


「ふむふむ、人族の子供か?見た感じ12歳くらいかな?」


 作り出した鏡を見るとそこには黒髪黒目、身長130cmくらいのイケメンと言うよりは可愛らしい?そんな童顔の男の子が立っていた。


「人族かー。人族に転生するのって何回目だ?まだ二ケタ行ってないよな?また勇者だのなんだの言われるのめんどくさいよな。街に近づかないようにしたほうがいいか?」


 そうブツブツと独り言をいう。

 もう何千年も一人で生きていたので独り言が癖になっていた。


「これからどうしようかな。どうやったら死ねるかな?人族でしてないことってなんだっけ?」


 そんなことを考えながら、今の状況を確認していく。

 いま俺がいる場所はどこかの森だ。

 封魔石から転生するまでにもう百年以上たっている。


 どうせこの世界だ。

 戦争が終わってないだろうから、地図も色々と変わっているだろう。


「んー。街に近づかないようにしようと思ったけど、情報をあつめないとなー。とりあえず適当にいってみるか」


 そう言って、適当に歩き出す。

 魔法を使って飛ぶことやテレポートすることもできるが、それを誰かに見られると面倒なことになるし、別に焦って移動することもないので、ゆっくりと歩いていく。


 歩いている途中で魔物に出会い襲われたりしたが、特に問題わない。

 正直言って不意に攻撃をされたとしても俺が死ぬことはないし、ダメージを負うことすらない。


 逆に死ぬことができるなら殺してほしいものだ。

 ただ、服などの俺の身体以外のものは破れたり傷がついてしまうのでそこだけ注意しなければならない。

 なにもしないで真っ裸なんてたまったものではないからな。


 いままでの転生で入手したものなどは魔法で異空間に収納しているので、服が破けてしまっても大丈夫だ。

 実際破けたところで魔法で直せばいいだけの話だが。

 好き好んでわざわざ破る理由も必要もない。


 歩って、ぼーっとして、料理して、魔物を狩って、ぼーっとして、と適当に過ごしながら少しづつ歩いていく。


 そして歩き始めて10日たった頃だろうか?

 赤子の鳴き声が俺の耳に届いた。

 今にも消え入りそうな赤子の鳴き声だ。

 場所はここから10㎞離れたところだろうか。


 面倒ごとは御免だが、少し確認するだけはいいかと思い、鳴き声のする方に向かう。

 赤子の他にも魔物の声がするが、ほかに人の気配はない。


 捨て子だろうか?

 そんなことを考えながら、10秒もしないうちに現場であろう場所につく。


 魔法で身を隠しながら様子を見ると壊れた馬車と馬の死体、人族同士が争ったであろう痕跡、死体を貪る魔物、赤子を抱いている女に泣いている赤子が目に入る。


「どうせ、貴族とか政治の争いがあったんだろうな」


 そんなのんきなことを言いながら赤子に近づく。

 赤子を守るように結界が張ってあり、その結界に向かって何度も攻撃している魔物もいた。


 この結界があったからこそ赤子がまだ生きることができていたのだろう。

 その結界を張ったであろう母親と思われる女の姿を見て驚いてしまった。


 争いがあってからおよそ2、3日が経ったぐらいか。

 それでも結界が破れることはなかった。

 この母親は赤子を守ろうと、自分の全生命力を使って結界を張ったのだろう。

 赤子に心配させないようになのか、笑顔で死んでいた。


 その姿を見て、この母親の強さを感じた。

 子供を思う母親のやさしさを感じた。

 助かるかは分からないが助かることを願って自ら死んでいった母親。

 なぜかわからないが美しいと思えた。


 結界を攻撃していた魔物や死体を食べている魔物を殺した。

 そして結界を破り、俺は母親に言った。


「私は久しぶりに人の強さ、母親の強さを見ることができた。貴女のおかげで久しぶりに心が温かくなった。貴女の守りたかった、守った命。この子が自分で生きていけるようになるまで、貴女の代わりに私が面倒を見ましょう」


 そう言って、母親から赤子を受け取る。

 絶対に離さないというように抱かれていたが、俺がそう言うと力が抜けたように簡単に受け取ることができた。

 死んでもう時間が経っているのに…

 ここでも母親の強さを見ることができた。


 そして、ずっと泣いていた赤子が俺が抱いてすぐに泣くのをやめた。

 俺は赤子を確認する。


 その赤子は真っ白な髪に深紅の瞳をしていた。

 アルビノと言われるものだろうか?

 たぶん女の子だろう。

 俺を見るなり安心したように笑顔になっていた。


 俺は魔法で赤子の状態を確認する。

 もう2日以上はなにも摂取していなかったので、危ない状態だった。


 異空間から、薬草や神薬と言われるもの、栄養がある果物などを取り出し、固形が残らない様にすりつぶして山羊ミルクと混ぜたものを作り、赤子に飲ませる。


 赤子など世話をしたことがなかったので心配ではあったが、俺では乳が出る訳でもないし、今作れるのがこれぐらいだったのでしょうがない。


 赤子はゆっくりとだが飲んでくれた。

 とにかく少しづつゆっくりと飲ませていき、お腹がいっぱいになったのだろう途中で飲まなくなった。


 異世界に来る前の記憶から赤子にものを食べさせた後はゲップをさせないといけないということを思い出し優しく背中をトントンと叩いてみる。


「ケプッ」


 無事ゲップをしてくれてよかった。

 お腹がいっぱいになったことにより眠くなったのだろう、すやすやと寝息を立て始めた。


 俺はとりあえず赤子を安全な場所に置き、結界を張る。

 その後に、母親や死んでいる者をそれぞれの穴を作りその中に入れ、魔法で火葬した。


 そのまま穴に埋めるだけだと魔物化してしまいアンデットになってしまう。

 そうならないように火葬した後に埋めていく。

 そしてそれぞれに魔法で墓石のようなものを作っていった。


「よし。これで大丈夫かな。名前とかわからないから刻めないけどしょうがないよな」


 そんなことをつぶやきながら作ったお墓に手を合わせる。

 そして、赤子がいるとこまで戻っていく。

 赤子はまだすやすやと寝ていた。


「とりあえず、この子をしっかりと育てないとなー。そういえば子育てはしたことがなかったな。結婚したことないからあたりまえか」


 今まで転生を何度もして色々な種族になってきたが、結婚はしたことがなかった。

 なぜかというと、俺は死ぬことができない。

 もし結婚をして死に別れた時には悲しむだろう。


 転生してもその記憶が残っているのでずっとその悲しさが残ってしまう。

 だから結婚はしたことがない。

 転生をしないで済むようになったら、いつか結婚はしてみたいものだ。


「俺だけだったら適当に過ごすけど、この子がいるなら街に住まなきゃだよなー。とりあえず一番近くの街にでも行こう」


 そう決めて魔法で周りの情報を手に入れる。

 ここから100㎞くらい北に行ったところに街を発見した。


 最初からこの魔法を使えばすぐに街についたのではないかと思うだろうが、早く街に着く意味もないし特に街に行こうと思ってもいなかったので使わなかっただけだ。


 しかし、この子を拾ったことにより、すぐにでも街に行かなければならなくなったので魔法を使ったのだ。


「よし、見つけた!とりあえず近くまでテレポートするか」


 俺は赤子を抱っこするとテレポートの魔法を使い、街にあと3㎞と言うところまで移動した。


頭ではこんな感じにしたいと考えてるのに文章にできません。

へたくそに書いてます。

感想いただければ幸いです。

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