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チュカロスの激戦  作者: 旦児
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邂逅

事務所の扉を開けたら、小学生低学年ぐらいの少女にビームを打たれた。

何が起きているのか全く分からなかった。だが本能に従って避けられたのは奇跡だったと思う。

「ヘンタイですか?泥棒ですか?」

問いかけてきた少女は、意味があるのかないのかわからないブラジャーとスカートという倒錯的な姿で、先ほどビームを放ってきたリコーダーを構えた。

「意味が分からん!」

そもそもなんでリコーダーからビームが出るのか?リコーダーは音を出す楽器であって、ビームが出る武器ではないはずだ。というかなんでビームが出るのだ。

そんな武器が実用化されたとは聞いたことがないし、リコーダーの形をしていると聞いたこともない。

「人の家に勝手に入り込むもの、それは泥棒である可能性が高いです。」

「それはそう!」

「しかし、着替えのぞくとなると中学生かヘンタイである可能性が高いと考えられます。」

「それもそう!」

「あなたはどっちですか?」

「どっちでもないわ!」

 少女のぴひょ~というリコーダーの音に怯えながら叫び返した。


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