表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ウクライナ戦争関連及びロシアへの一考察

ロシアの今後

作者: 加藤 良介

 今回はロシアの今後について、主に経済の観点から考察していきたいと思います。

 始めに宣言いたしますが、私は経済について全くのド素人です。といいますか、簡単な計算を間違えるぐらい、数字に弱い人間です。

 そんな人間の考察であることを、ご了承ください。

 考察の参考にしたのは、主にYouTube動画です。

 一部、表記いたしますと、


 ・高橋洋一チャンネル

 ・上念司チャンネル

 ・テレ東BIZ


 その他多数になります。

 間違い、勘違いなどなどございましたら、ご指摘ください。上記の人たちの責任にも致しませんのでご安心を。ご指摘の際には、私が裏取りできる情報ソースも一緒にご提示ください。助かります。

 では、始まり始まり。




 ・ルーブルが紙くずになる


 侵攻と同時に暴落したルーブルですが、2022/3/7に最安値を付けた後は、やや持ち直しています。

 各国の経済制裁の効果により、もっと真っ逆さまに落ちていくのかと思いましたが、意外にしぶとい。どうして持ちこたえているのかは、素人の私にはさっぱりです。

 ロシア国内に進出している外資が逃げ出す時間を稼ぐために、どこかの組織が助けているのかも。流石に邪推ですかね。

 ですが、まぁ、破綻は時間の問題でしょう。

 2022/3/16には、ドル建て債券のデェフォルトが確定していますし、SWIFTからも排除されていますので、じきに紙切れになります。いや、紙切れ以下です。お尻がふける分、トイレットペーパーの方が遥かに優秀です。

 SWIFTの説明は、上記のチャンネルをご参考下さい。

 これから排除されると、国際的な決済が不可能になるらしい・・・よくわかんねぇ。




 ・意外に頼りにならんぞ。中国よ


 ぷーちんがきんぺーに泣きついたというニュースが流れていますが、真偽不明です。

 武器弾薬を送ってくれとの事らしいのですが、そんなものが欠乏しているのでしょうか。食料や医薬品、燃料の方がヤバいんでないの。

 分かっているのは、現時点においては、中国から大々的な支援は行われていない事です。

 石油を格安で融通してもらう契約は交わしたらしいのですが、きんぺーは何で支払うつもりなんでしょうね。

 元で支払われてもなぁ。

 因みに、中国独自の決済手段があるらしいのですが、肝心のシステムがSWIFTのシステムで動いているらしいので、これを使うと情報が米帝様に筒抜けだそうです。

 それは独自の決済手段とは言わん。


 当初はもっとロシアよりの立場を表明するかと思われていたのですが、予想以上に腰が引けていますね。今回の侵攻がきんぺーにとっても、予想外の事だったのかもしれません。

 報連相がなっとらん。




 ・中立国が中立を辞めた


 永久中立国のスイスが経済制裁に参加したのは驚きですね。

 永久中立とは一体。うごごご。

 これにて、ぷーちんの隠し財産の大半も差し押さえ。ざまぁ。

 誰が計算したのか知りませんが、22兆円相当の資産を、隠し持っているらしいですね。全額ウクライナに寄付しましょう。


 同じく中立国のフィンランドやスウェーデンも、ウクライナに武器の供与を始めています。

 以前であれば、この様な国々が制裁の抜け道になってくれたのですが、今回はその道も防がれています。

 本来であれば味方をしてくれるはずの中国が、中立的立場ですからね。

 君たちお友達でしょ。

 中国もロシアに肩入れしたら、米帝様から制裁されると脅されていますし、当分は様子見でしょうね。




 ・さよなら貨幣経済


 国際的な決済システムから排除され、ドル建て資産も凍結されたとなれば、最後は物々交換しか残っていません。

 ソ連崩壊時と同じ状況ですね。

 給料をタイヤでもらって、途方に暮れていた労働者の映像を見たことがあります。

 どないせっちゅうんじゃ。私だって途方にくれますよ。

 流石ぷーちん。ソ連へのリスペクトは世界一の男です。ソ連を完コピ、揺ぎ無い。

 しかし、本当にどうやって物々交換するんでしょうね。

 ロシアでは金が取れるらしいので、金でも掘るんでしょうか。今値上がりしていますしね。みんなでシベリアに行きましょう。

 原油や天然ガスが豊富なロシアですが、それらをどうやって必要物資と交換するのか、方法が不明です。江戸時代だったら、米相場で決済できるんですけどね。

 ソ連崩壊時には、庶民の間で密造酒が決済手段になっていたそうですので、もう一度、皆で密造酒でも作るのかな。




 ・大丈夫な産物


 朗報です。

 石油と天然ガス、石炭などの化石燃料は使えきれないぐらい持っていますので、エネルギー不足の心配はありません。燃やしたい放題です。地球温暖化も北国ロシアには朗報でしょう。

 食料も輸出国ですので、食べるものにも困らないはずですので、世界からはぶられても、最悪、死にはしないと言う事ですね。

 よかった、よかった。

 あとは・・・なんかあるかな。

 ロケット技術は制裁前から死に体だし、武器が作れますけど、電子部品がなぁ。カラシニコフなら売り物になるかもしれませんね。

 昔、ニコラス・ケイジ主演の映画で、アフリカの一部地域では、カラシニコフが決済手段と言っていましたしね。カラシニコフを作りましょう。

 ダイヤモンドも産出するので、近いうちに市場にロシア産ダイヤが、大量に出回るかもしれませんよ。

 ダイヤモンドを買う予定の方は、様子見をお勧めいたします。安く買えるかもしれません。

 多分、闇ルートのダイヤですけどね。品質は一緒。




 ・今後、二十年は立ち直れない


 今回の戦争で、ロシアは投資先としては最悪であることが判明いたしました。

 世界中の大企業が、ロシアから撤退しています。

 彼らが再びロシアに帰って来るのは、いつになるのでしょうか。十年で戻ってきたら早い方ではないでしょうか。

 ロシアの悲しい所は、逃げていった外資の代りになる企業が、国内に存在しない事です。

 石油や天然ガス、食料などは自給できるといいましたが、それらを動かすための機械類の多くは外国製です。壊れても買い替えは出来ませんよ。今ある機械を大事に大事にしてください。

 なんだか、キューバみたい。

 キューバでは、今でも1960年代のアメ車が現役で走っているらしいですからね。ある意味かっけー。

 ロシアに投資した企業さんは大損ですね。

 ですが、今回の事態を予測するのは不可能でしょう。損切りしてください。

 まぁ。今後のロシア経済はめちゃくちゃになることは確定していますので、それに便乗した儲け話ならワンチャン。

 全て自己責任でお願いします。




 ・第二のジンバブエ


 ハイパーインフレすら、囁かれているのが、ロシアの現状です。

 そのうちに一兆ルーブル札が、お目見えするかもしれません。

 正に、第二のジンバブエ。

 一度、壊滅した経済は、なかなか立て直すことはできません。

 ロシアの場合は、ジンバブエよりかはマシかもしれませんが、マシなだけでしょう。

 因みにジンバブエの経済は、2022年、現在も破綻したままだそうです。




 ・回避する方法


 決定的破滅を回避する方法が、無いわけでもありません。

 皆さんお察しの通り、一人の爺さんがぽっくり逝けばいいのです。

 これで、ロシア軍はウクライナからすたこらサッサですよ。

 ウクライナを筆頭に、諸外国から相当な吊るし上げを食らうでしょうが、物々交換経済に戻るよりかはましでしょう。

 しかし、そんなにうまくはいきませんよね。


 神はロシアを見捨てたもうた。

 お祈りいたしましょう。


 

                終わり

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] > ・・・・・・これって「ざまぁ」で、合ってますよね。 > (。´・ω・)。自信がない。 元のレスバが拝見できないので、アレですけど、このエッセイを見る限りは、「相手はざまぁされた(客観的…
[良い点] 主張がブレていなく、明快です。 [気になる点] 主張が一方面だけで別の対する主張の考察が無いように感じます。 [一言] 私も高橋さんの動画は面白く見ていていますが、でもこれは一方面側に立っ…
[一言] 中国がロシア寄りじゃないのはウクライナとの仲が極めて良いからですね。中国は軍事技術をウクライナから買って兵器もウクライナから買ったりしたり鉄道で貿易してたりウクライナのインフラに多額の投資を…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ