小学生の頃に読んでボロボロに泣いた小説のタイトルが知りたい。
小学生の頃に読んでボロボロに泣いた小説のタイトルが知りたい。
小学生の夏休みと言えば、前半は遊び倒し、後半になれば宿題の数に泣く奴が現れ始める時期である。
まぁ、極々稀にやらない奴、二日で終わらせる奴などもいるわけで。
宿題の中には定番であろう読書感想文というものがある。家に置いてある適当な本を手に取るもの、『ぼっちゃん』や『吾輩は猫である』など、教科書に載っている本を読むもの。ふらっと図書館に立ち寄り、なんとなく目に付いた本を読むもの。それもまた、様々だろう。
自分は三つ目のなんとなく目に付いた本を読む派だった。しかも、『ぼっちゃん』や『吾輩は猫である』など、メジャーな本をわざわざ視界の外に追いやってまでである。恐らく、今の逆張り精神はこの頃には出来上がっていたのかもしれない。
話が少々逸れてしまった。事の本題はタイトルの通り、「小学生の頃に読んでボロボロに泣いた小説のタイトルが知りたい」。
微かな記憶に残っているのは、アパート暮らしの男性が家に住み着いた幽霊にいたずらをされる。最初のうちは鬱陶しく感じているものの、いざいなくなってしまうと一人暮らしの空虚さがどばーって来た。
小学生の自分も、その虚しさに涙した。
矛盾してしまうが、その幽霊はいたずらをあんまりしなかったかもしれない。主人公の男がカップラーメンを食べようと席を離れた隙に、家じゅうの箸を隠されてしまう。結果的にシャーペン2本で麵をすすっているシーンがあったのは確か。
もしこれを読んで、タイトルに覚えがあったなら。
是非とも教えてほしい。
小学生の頃に読んでボロボロに泣いた小説のタイトルが知りたい。
小学生の頃に読んでボロボロに泣いた小説のタイトルが知りたい。