プロローグ「緊張の訪れ」
短編でミスをしてしまいました。
連載版も楽しみにしていただからと幸いです。
俺はある日、嫁と呼べる存在に出会った。(二次元)
キッカケは鬼雨に晒されながらやっと着いたゲーム屋で電撃ッ娘!というカセットを買って、鬼雨に晒されながら、傘が暴れて大変だったがカセットを守りつつやっと家に着いて、それでカセットをセットして、ゲームをスタートしてから5分後の事だった。何と少女が、お疲れって言ったのだ。ボッチで誰からもお疲れって言われた事無い俺が、そんな俺に、少女は天使のような笑顔で、運動後の汗を煌めかせながら、お疲れって。(視点は膝枕)
その時俺のハートに衝撃的な電撃が走った。ビビビビッ!て、流石電撃ッ娘!だ。その後の俺は42キロメートルを走った気分になってから寝たよ。
て、明日は電撃ッ娘!2の発売日じゃねーかっ!よし!そうとくれば明日の学校なんて余裕だ!
今日はその発売日の日だが、学校生活にあまり余裕を感じない……
机を包み込むように机にもたれる、「はぁー、1時間目疲れた」そして顔を起こす。いつもは前を見てるだけなのでポーカーフェイスだが、今日は、嫁の事(妄想)で頭がいっぱいだったので口は半開きで少しヨダレを光らせ、目を瞑っていた。妄想の途中、女子からの「キモい」や、教室のドアのすぐ近く側の席なので俺の前を誰かが通ると少し風が来るけど、その風がいつもより強風だった。後、近くまで来ていきなりダッシュしてるのも分かるんだからな、目を瞑ってても。
そして、時は満ちた。
俺は制服を纏ったまま店の入り口に立ち、両手に精一杯の力を込めて思いっきりガッツポーズした。(ポーカーフェイスなので若干口角が上がったが殆ど無表情である。)そして店に入ると俺は電撃ッ娘!2を目掛けて猛ダッシュ!途中はぁはぁと呼吸を乱しながらも電撃ッ娘!2のカセットの元へ辿り着いた。遂に、この時がっ!あれっ?目の端に見覚えのある女子の制服と綺麗な横顔が見えたような、て目の前!?目に可愛い女子を捉えた俺は鼓動を上げていく、同時に耳から顔が熱くなる。赤面になっている事は大体分かる。そんな事より、緊張でキョドりそう!(キモオタは逃げ出したい……)と思っている間に女子がこっちを向いた。その瞬間、キャッと口元を両手で覆いビックリした表情で悲鳴をあげた。尚俺はキョドりながらあたふたしている。(少しは変化あるもののポーカーフェイスなので若干無表情。)十数秒間くらい混乱していた雰囲気が少し解けると、少女は、「え!?どうしてあなたがここに!?」と少し引き気味に口元を両手で覆いながら聞いてきた。俺はキョドりながら「そ、そちらこそ!どうしてここに!?」と聞き返してしまった。その返答に少女は少しあたふたしながら両手を振りつつ「い、いや、別にそんなのじゃ無いよ!と言い少し間を置いて斜め上を見上げながら強ばった表情でカタコト混じりに「わ、私は只、い、妹が電撃ッ娘!2欲しいって言ってたから……」と言った後少し間を置いた。その後恥ずかしそうな表情で両手をグーにして「て、質問を質問で返さないでくださいよっ!」と言われ、俺はキョドりながら「すっ!すみませんっ!」て、返すと、少女は取り乱した感情を抑え込むように深呼吸をして少し間を置いた後「わ、分かったわ。」と言い、「あなたも電撃ッ娘!2を買いに来たのですか?」と落ち着いた雰囲気を纏って質問する。そして俺も少し緊張が解けてあっさりと「はい、電撃ッ娘!は俺の嫁!って感じに買いに来ました。」と返す。(とても爆弾発言だが、自然に出て来てしまった。)すると少女はふふっと、柔らかい笑みをこぼして「あなたちょっとキモいけど、ちょっと面白いですね」と辛疎な返しをして、レジの方へ去って行った。
気まずいので数分待って数分後俺もレジに並び、会計を済ませた後店から出て家に向かった。その道中、俺はふと思ったそいえば名前聞いとけば良かった……
その後俺は家に帰り、色々済ませ、嫁とムスコの面倒を1時間に渡り見た後、42キロメートルを走った気分になって、眠りについた。
後程。