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エピローグ:アイドルはまだこれからよ
剣と魔法のファンタジー。そう思っていた時が俺にもありました。
かつて冒険者と鎬を削ったボス部屋はライブ会場と化し、冒険者たちの持つ剣はサイリウムへ、剣技はオタ芸へと、魔法はライトアップへと姿を変え、人々を熱狂の渦に巻き込んだ!
「ヘル様ぁああああああ!!!」
「やっぱり悪役令嬢は最高だぜ!」
「ゴブリン突撃部隊は永遠に不滅!」
「あ、ディーヴェルシアちゃん、おっはー」
「何かわらわだけ扱いが軽い気がするの」
「HAHAHA気のせい」
いや実際問題どうしたもんかな。成り行きとはいえ随分と高圧的になってしまった。それはそれでアリなんだが、ヘルさんも色々参っているようだしそのうちどうにかしないとな。むしろディーヴェルシアみたいに親しみ持ったアイドル像の方が色々やりやすいんだけど……これは本人には言わないでおこう。調子乗りそうだから。
「さーてみんな、今日も行くわよー!」
ここで終わるのが一番切りがいいと思いますがもうちょっと続けようと思っています
とりあえず第一部完!




