第4話は神について勉強です
「では授業を始めます。これから言うことは大切なことなのでメモを執った方が良いですよ」
そう言いつつ優男(黒翼)はノートと消しゴムとシャーペンを造り出した。
「まずあなたがなる神についてです。神とはそもそも世界を創った者ですが、現在の神は世界の秩序を守り、世界の崩壊を防ぐことが仕事です」
なんかいよいよ古泉君な感じなことを言い出したな。
「ですが、世界は徐々に増えてきているんです。1人の神だけではこなせなくなってきたので、神を増やすことにし階級を付けました。その階級は全能神、属性神、世界神、式神です」
「なぁ、式神ってあの陰陽師のやつか?」
「あれは元々、我々式神を元にして紙に仕事をさせたものです。それに式神とは、我々天使や悪魔です。全能神が一番上で、仕事は世界に魔力を供給することです」
「さっきも言ってたけど魔力ってゲームのMPの認識で合っているのか?」
「細かく言えば違いますが大方合ってます。後で詳しく説明しますが、全てのことは魔力を使わないと行えません。次に属性神ですが、あなたはこれになります。属性神とはその属性の力を制御することが主な仕事です。あなたは時属性なので時間を操作します」
「そう言えば、前の神ってなんだったんだ?奇跡的に時の属性神だったのか?」
「辞めたのは全能神ですよ。まぁ、あの人は特別で属性神が居なかったので、実質どの属性が出ても良かったのですがね...」
「そうか...。てか属性神がいなくても世界神が居るんだろ?なら世界神に全能神をやってもらえば良いんじゃないか?」
「そうなんですが、世界神は各世界にいますがその世界の中で全能神の役目を担っています。ですので、容易に世界神を辞めさせる訳にはいかないのです」
「そうなのか?てかじゃあ全能神が居ない今の世界ってヤバくないか?」
「はァ?あんたバカァ?普通だったらァもう世界は崩壊してるしィ。てか前の全能神がァ魔法で崩壊止めてんのォ」
「正確には、自立型魔方陣と言うもので、原理が違いのですがそれは魔法については教えますからその時に。ですがそれがいつまで保てるか...」
「てか魔法も教えてくれるのか?」
「えぇ。魔法で属性を操るので。話を戻しますが、属性神ですが1人につき1属性以上を制御しなくてはなりません。そして全能神になるには全属性を制御できるようにならなくてはいけません。ですが、今は緊急時なので最低限、炎、水、風、土、雷、生命、創造、空間、時の9つの属性を操れるようになってもらわなければ...。ですが今のあなたではどれだけ頑張っても時しか操れません。他の属性を操るためには世界神などの元に行き力を分けてもらわなければなりません。ですがまずは基本的な魔法などからです」
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文章を少し変更しました(2012.1.28)