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抹消された古代遺物~5万年前から届いたエメラルドの秘密~  作者: 畠山ゆな@姉弟で小説共作✏️


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遠隔起動

俺は、再び目を閉じた。



意識を、一番近い石に向ける。



沖縄本島の、山奥にある石だ。



視界が繋がった。



そこは、洞窟の中だった。小さな石が、祭壇に置かれている。



「見えた……」



意識を、石に集中させる。



『起動しろ』



念じた。



すると、石が微かに光り始めた。



ヴゥゥゥン――



振動音が響く。



「やった、起動した!」



目を開けると、手のひらの紋様が強く光っていた。



「成功したのか」



「はい。一つ目の石を起動できました」



黒木が、安堵の表情を浮かべた。



「なら、残りも……」



「いえ、まだです」



俺は、頭を押さえた。



「かなり、消耗しました。一度に全部は無理です」



「そうか。じゃあ、計画的にやるしかないな」



黒木が、ノートを取り出した。



「二ヶ月で十二個。週に一個半のペースだ」



「でも、問題があります」



「何だ」



「遠隔起動できるのは、比較的近い石だけです。遠すぎると、意識が届かない」



「つまり、結局は世界中を回らないといけないのか」



「はい。少なくとも、主要な場所には」



黒木が、地図を睨んだ。



「エジプト、ペルー、中国、インド……どれも簡単には行けない場所だ」



「それに、あいつらが黙っていないでしょう」



俺は、神殿の方を見た。



「俺たちを追ってくる」



「ああ。だが、やるしかない」



黒木が、立ち上がった。



「まずは、日本を出よう。ここにいたら、すぐに捕まる」

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