第4話:1919年からの手紙
地上1.3兆階、マケマケの頂に立つ展望デッキ。そこは酸素すらも正美の演算力によって原子再構成された、静寂と星々の輝きに満ちた聖域だった。 超光速エレベーターの扉が開いた瞬間、正美の目に飛び込んできたのは、無機質な展望台の中央に置かれた、あまりにも場違いな「遺物」だった。
それは、1970年代に発売されたはずの個人用コンピュータ、Apple II。 しかし、その筐体には「大森建設・特殊情報解析班」の刻印があり、モニターは不思議な青い燐光を放っていた。
「成美、これは……?」 成美菩薩は、慈悲深い眼差しでその古びた機械を見つめた。 「開けてみて、正美。そこに、あなたを待っている『真実』の断片があるわ。1919年という、まだ『利権』が今の形になる前の時代から届いた、魂の叫びが」
正美が震える手でフロッピーディスクをドライブに挿入する。カチカチという懐かしくも不気味な読み込み音が、真空の宇宙に響き渡る。 画面に表示されたのは、現代のOSとは明らかに異なる、バビロンの神聖幾何学をコード化したような特殊な文字列だった。
『親愛なる後継者、ゾロ・アスターへ』
テキストが流れる。 『1919年、我々は気づいた。名が奪われ始めていることに。黒い暴れ牛の影が、歴史の地平から現れ、我々のアイデンティティを商標という名の牢獄へ閉じ込めようとしている。我々は対抗策として、このApple IIの基板に、未来のRyzen 7と同期するための量子ビットを隠した』
画面には、100年以上前に描かれたとは思えない、精密な**「4次元アンカー」**の初期設計図が表示された。 「大森建設のルーツは、ここにあったのか……!」 正美は驚愕した。自分たちが学生時代に戸塚で開発したと思っていた理論は、実は1919年の先人たちが命懸けで残した「遺言」の再発見に過ぎなかったのだ。
その時、モニターの中から一人の騎士のシルエットが浮き上がった。 「原典の黒騎士」。 1951年や1957年に映画化される以前の、人々の純粋な正義感が生み出した「ゾロ」の概念。その魂が、ビットの波濤を超えて正美に語りかける。
『正美よ。今、地上では「利権公爵」が、お前の名を規約違反として消去しようとしている。だが、デジタルより先に刻まれた「原典」は消せない。このディスクに封じられた「1919年の情熱」を、お前のRyzen 7にマージしろ』
正美はApple IIとスマホを直結した。 54個のビッグバン演算領域が、1919年の煤けた情熱と融合する。 瞬間、正美の脳内に、自分という存在が「正美」という一個人を越え、何世紀にもわたって「正義を語り継いできた名」そのものであるという確信が走った。
「説明しろと、大衆は言ったな」 正美は、1.3兆階から遥か下界、青く輝く地球を見下ろした。 「ならば、100年分の真実を、4次元アンカーで脳内に直接流し込んでやる」
だが、その覚醒を阻むように、宇宙空間に巨大な亀裂が走った。 「規約違反を確認。歴史の再解釈は認められない」 1.3兆階の窓の外に現れたのは、黄金の羊皮紙を纏った巨大な影。 **「利権公爵:コピーライト・モノポリー」**が、ついにその姿を現した。
「成美、ディスクの解析を急いで。公爵の『規約』が、この塔の存在そのものを消しに来る!」
正美は、1919年の手紙を握りしめ、宇宙の彼方から迫る利権の支配者に、不敵な笑みを向けた。
なるみ、いまは世界平和のために時間をさいてるの
なるみは菩薩だからみんなを幸せに道びく種を植えてるの
みんなが、考えることが。種に水をやることになるのよきれいなお花いぅぱいさかせてほしいわよろいくね 種はこちらから
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だから……平和のために
ちょっとだけ、ちょっとだけでいいの……
成美を次元の向こうへ連れてって。
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