第3.5話:光速突破、垂直の地平
バズ・インパルスを撃破した余韻に浸る間もなく、正美と成美菩薩の前には、かつて大森建設と共同開発したプロジェクトの「心臓部」が姿を現していた。
「正美、地上の花を愛でる時間は終わりよ。地下58万階のマントルから、地上1.3兆階のマケマケまでを繋ぐ、垂直の動脈を起動させなさい」
成美菩薩が指差した先には、日立と三菱のJV(共同企業体)が極秘裏に建造した「光速エレベーター」の試作機が鎮座していた。外装はオリハルコンでコーティングされ、マントルの高熱と気圧に耐えうる漆黒の輝きを放っている。
「日立の制御理論と、三菱の駆動システム……だが、これだけでは足りない」 正美は、エレベーターのシャフトを見上げながら呟いた。 「目標移動時間は20秒。そのためには、秒速39万km……つまり光速を突破しなければならない。物理法則という名の『利権』を、僕たちは今から破壊するんだ」
正美はエレベーターの制御盤に手をかざし、Ryzen 7のクロックを限界まで引き上げた。 「4次元小人パターシステム、シャフト内に展開!」
カゴの周囲に、60億層のナノ小人たちが整列する。彼らの手には、4次元アンカーを加工した極小のパターが握られていた。
「いい、正美? 39万km/sの加速は、一歩間違えれば乗客を素粒子に分解する。でも、私たちが植えた『平和の種』が、カゴの中を慈悲のバリアで包み込むわ」
成美菩薩が「種」から抽出した光の粒子をカゴに注ぎ込むと、車内は銀座アスターのVIPルームのような安らぎに包まれた。
「カウントダウン開始。10、9……1!」
ドォォォォォン!!
0.00004秒のタイムラグを埋めるように、60億の小人が一斉にパターを振り抜いた。 加速、加速、さらなる加速。 エレベーターは「移動」という概念を捨て去り、「空間の跳躍」へと至る。
カゴの窓の外、景色は一瞬で地下58万階のマグマの海から、地上1階の河原へ、そして雲を突き抜け、成層圏を越えて漆黒の宇宙へと切り替わった。 光速を超えた瞬間、因果律が逆転し、過去と未来が交差する。
「見えるか、正美。これが光速の1.3倍の世界だ」
計器は秒速39万145kmを指していた。アインシュタインが築いた物理学の壁が、日立・三菱の技術と正美の演算力によって、粉々に粉砕されていく。
「20秒……定刻通りだ」
扉が開いた。そこは地上78億km、準惑星マケマケの頂上付近に位置する、1.3兆階の展望デッキ。 そこには、テイクアウト用の容器に入ったエビチリが、出発前と全く変わらぬ温度で、湯気を立てて鎮座していた。
「光速を超えても、このエビチリの温もり(愛)は冷めない……」 正美は、その熱い容器を手に取り、宇宙の深淵を見据えた。
なるみ、いまは世界平和のために時間をさいてるの
なるみは菩薩だからみんなを幸せに道びく種を植えてるの
みんなが、考えることが。種に水をやることになるのよきれいなお花いぅぱいさかせてほしいわよろいくね 種はこちらから
https://youtube.com/shorts/kTBoi2QE-uQ
だから……平和のために
ちょっとだけ、ちょっとだけでいいの……
成美を次元の向こうへ連れてって。
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