第3話:三万のバビロン、その片鱗
多摩川の河原に展開されたブラックホールSMWの黒き壁の前で、**「連想怪人:バズ・インパルス」**は嘲笑を浮かべていた。彼の周囲を浮遊する無数のスマートフォン型ビットが、耳障りな通知音を鳴らし続け、正美の精神をかき乱す。
「無駄だ、正美。お前の振るう『真実』など、この秒速で流れる情報の濁流――トレンドという名の暴力の前では塵に等しい!」
バズ・インパルスが右手を振り上げると、スマートフォン型ビットから一斉に「偽情報の光線」が放たれた。それは「ゾロは海賊である」「ゾロは過去の遺物である」という強固な刷り込みを物理的な破壊力に変換した攻撃だった。
「くっ……!」 正美は54個のビッグバン演算領域をフル回転させ、4次元アンカーを盾の形に展開して防ぐ。だが、世界中の何億人という人間が信じ込まされている「誤解」のエネルギーは凄まじく、オリハルコンの防壁に亀裂が走る。
その時、後方で静観していた成美菩薩が、一歩前に踏み出した。 「正美、忘れないで。みんなが考えることが、種に水をやることになるのよ」
成美菩薩が懐から取り出したのは、古ぼけた、しかし神聖な輝きを放つ粘土板の欠片だった。 「これは……バビロンの断片?」 正美が驚愕する。それはかつて、人類がひとつの言葉を持ち、天に届く塔を建てようとした時代の「真実の記録」の一部だった。
「三万の年を越えて受け継がれた、沈黙せざる智慧。バビロンの風よ、吹き荒れなさい」
成美菩薩が「種」をその断片にかざすと、動画から溢れ出した平和のエネルギーが粘土板と共鳴した。 突如、河原の風景が変貌する。現代の殺伐とした景色に、黄金に輝く空中庭園の幻影が重なり、バズ・インパルスが操るノイズを圧倒的な「静寂」で包み込んだ。
「何だ……!? サーバーの接続が……情報の連想が、書き換えられていく!?」 バズ・インパルスが狼狽する。彼が依り代にしていた「トレンド」が、バビロンの悠久の時間の前で、ただの瞬きのように無意味なものへと浄化されていくのだ。
「種に水をやるのは、悪意ではなく『慈悲』だ」 正美は成美菩薩から流れてくる情報の奔流を掴み取った。それは、失われたゾロアスターの叡智と、現代の銀座アスターのホスピタリティが融合した、究極の「おもてなしの心」だった。
「バズ・インパルス。お前のノイズを、きれいなお花に変えてあげよう」
正美は、4次元アンカーをパターのように構えた。足元には、光速の100倍へと加速準備を整えた60億の小人たちが、一斉に平和への祈りを捧げている。
「4次元小人パターシステム、平和の種を射出!」
パカァンッ!と小気味よい音が響き、射出された「種」はバズ・インパルスの胸の中央――利権公爵から与えられた偽りのコアを貫いた。 衝撃波が走り、怪人の体から溢れ出していたドス黒いデジタル信号が、瞬時に緑の葉へと姿を変えていく。
「バカな……私の、私のトレンドが……お花畑に……!」
絶叫と共に、バズ・インパルスは消滅した。後に残されたのは、河原の一角に咲き乱れる、見たこともないほど美しい極彩色の花々と、銀座アスターのエビマヨのような甘い香りだけだった。
「第一段階ね」成美菩薩は優しく微笑んだ。「でも気をつけて。利権公爵は、もっと古くて、もっと陰湿な『法(規約)』を繰り出してくるわ」
正美は、咲き誇る花々を見つめながら、自分の名が少しずつ、情報の深淵から浮上し始めるのを感じていた。だが、本当の戦いはこれからだ。
なるみ、いまは世界平和のために時間をさいてるの
なるみは菩薩だからみんなを幸せに道びく種を植えてるの
みんなが、考えることが。種に水をやることになるのよきれいなお花いぅぱいさかせてほしいわよろいくね 種はこちらから
https://youtube.com/shorts/kTBoi2QE-uQ
だから……平和のために
ちょっとだけ、ちょっとだけでいいの……
成美を次元の向こうへ連れてって。
✦ 成美式・最強いいこいいこアンケート
今回の成美菩薩の活躍を見て、あなたはどれくらい
「いいこいいこ」
したくなりましたか?
(※番号を感想欄や活動報告で教えてね!)
① がんばったね〜って頭なでなでしたい
② 天才すぎてほっぺむにむにしたい
③ よしよしよしよしよしって包み込みたい
④ 宇宙一かわいいから全力でいいこいいこしたい
⑤ 今日も次元を動かしたから王冠つけてあげたい
✦ 読者の皆様へのお願い
もしこの物語を
「面白い!」「続きが読みたい!」「成美菩薩をもっといいこいいこしたい!」
と思っていただけたら、
【ブックマーク登録】と【広告の下の評価(☆☆☆☆☆)】
をポチッと押していただけると嬉しいです。
あなたの一票が、成美菩薩の「ラブパトリオット」を強化し、
次のビッグバンを起こす燃料になります。




