第2話 出立
「それじゃあ全員で生き残る対策を考えるましょう」
「そうだな、だが対策を立てるにしても情報がほぼ無いに等しい、どうするんだ?」
「そうね…図書館とかで本でも読めたらもう少し情報も得られたんでしょうけど…」
「当然使わせて貰えないだろうな」
「少しいいでござるか?」
「どうしたの?柊沢君」
「はい、実は召喚時に自分たちステータスオープンと唱えたたところなにか出てきたのでござる、その後色々とあり詳しくは見れなかったのでござるが…」
「そうか…ならそれを一度試してみるか、どうせ何もわからない状況なんだ」
「そうだな取り敢えずやってみるか」
「そうねじゃあ、『ステータスオープン』」
「あっ本当だわ、何か色々と出てきた」
「ホントに雅ちゃん」
「ええ、これは恐らく私の情報について色々書いてあるみたいね、皆も試してみて」
「お、おう」
【霧島 雅】
職業 聖女
レベル 1
スキル 天使の祝福
筋力 20
魔力 200
防御力 40
敏捷性 30
知力 100
技術 60
【大石 太賀】
職業 破壊者
レベル 1
スキル 身体超過
筋力 200
魔力 10
防御力 100
敏捷性 100
知力 20
技術 20
【相良 愛】
職業 蠱惑者
レベル 1
スキル 千変万化
筋力 40
魔力 80
防御力 40
敏捷性 50
知力 70
技術 50
「皆だいたい自分のステータスについて把握できたかしら?」
「うん!でもスキルについては私のやつちょっとよくわからなかったかも、職業も蠱惑者って意味分かんないし」
「そうね…そこら辺の詳しい掘り下げはまた後でやりましょう、ちなみに蠱惑っていうのは人を惑わせるっていう意味だからそれを元に考えましょう。他にも自分の職業やスキルについてわからない人もいるかも知れないけどまずはこの後の予定を立てましょう」
「「「「はーい」」」」
「それじゃあ皆はこの後どうするのがいいと思う?私は頃合いを見て逃げるのがいいと思うのだけど」
「あぁ俺もその意見には賛成だ」
「しかしこの人数で拙者達全員が逃げたすことはできるでしょうか?」
「うーん、そこは大丈夫なんじゃない?だってあの豚明日には出発しろとか言ってたし」
「いやでもそれだと逃げ出さねぇように監視みたいなの付くんじゃねぇの?」
「あっ確かに、大石にしては冴えてるじゃん」
「っそんなこと今はいいだろ!てかまじでどおすんだ?」
「そうね…でもその監視だけどあまり強い人達じゃないと思うの」
「ん?なんでだ?」
「理由はいくつかあるわ。まず1つ目はあまり強い人を私達の監視につけてしまうと国防の面が疎かになってしまうこと、そして2つ目は向こうが私達に対して油断しているからよ」
「油断?」
「えぇ、向こうにとって私達はこの世界に来たばかりで何も知らない弱い人間、監視程度ならそこまで強い人はいらないと思っているのよ」
「なるほど、つまり相手が俺達を雑魚だと思っているうちに俺達は鍛えて監視の奴らを倒して姿を眩ませるってことだな?」
「えぇ、恐らく人数も私達の方が上…今からでもしっかり対策し、訓練ををすれば難しくないと思うわ」
「うーん、じゃあやっぱり大事なのはまずは戦える人とそうじゃない人で分けて戦える人の職業とスキルを理解しなきゃいってことかー、でもここじゃ無理くない?」
「えぇ、だからまずここでは戦えそうな人を選んでこのお城を出て人がいなくなった所で練習するの」
「でもそれだとさっきの強くないと思ってるから監視もあんまり強くないっていう理論が通じなくない?」
「いいえ、多分この世界に携帯電話みたいなのはないと思うの、だから少しの猶予はある筈よ。その間に振り切るの」
「よし、なら今やることとこの先の予定は決まったな。」
翌朝
「おいっ貴様ら!さっさと起きろ出立の時間だぞ!」
「はぁ、相変わらず態度わりぃな」
「おいっ貴様!今何か言ったか!!」
「別に、なんにも言ってないですよ」
「そうか、それよりも国王陛下がお呼びだ今すぐについて来い!」
「はいはいっと」
「来たでおじゃるか勇者共、しかし朕を待たせるとは朕への敬いが足りないでおじゃる。まぁどうせもう今からこの城から出ていくのでおじゃるから多少は許してやるでおじゃる」
「おぉ!やはり陛下はお優しい!わたくしめは少し甘すぎるようにもおもいますが」
「さて、この武器やるからさっさと行くでおじゃる」
「あ、あの食料とかは至急されないのですか?」
「ん?そんなもの森にでも行って自分達で勝手に取ってこればいいでおじゃる。武器をやるだけでもありがたく思うでおじゃる」
((((((はぁやっぱりか。まぁ期待してなかったしもういいや))))))
「それでは、行って来ます」
「あーでも道が分からずに王都をウロウロされるのもうっとおしいでおじゃるなー」
「それでは案内の者を付けてやりましょう。おい、そこの!」
「はっ!」
「こいつらを取り敢えず王都の外へ連れてってやれ」
「かしこまりました!」
「それじゃあ貴様ら勝手に強くなってさっと魔王を倒してくるでおじゃる」
「よし!貴様らついて来い!」
「No30〜35いるでおじゃるか?」
「はっ、ここに」
「奴らの監視をするでおじゃる、もし逃げようとしたり反抗しようとする態度を見せたらすぐに殺すでおじゃる」
「かしこまりました」
「それともしそうなりそうになったら、あの霧島という女は取っておくでおじゃる。他は最悪殺してもいいでおじゃる」
「御意」
「これで王都の外に出た、じゃあな!」
「行ったわね、みんな予定通りもう少し王都から進むわよ、取り敢えずあそこに見えてる森にでも行きましょう」
「あぁ分かった」
「それにあのケチな豚のせいで食べ物自分で調達しないと行けないしねー」
「そうね…今日中にある程度スキルの練習をしないと死活問題だわ」




