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NWO #1~#5

これは時間がある人や一気見したい人用に作りました。

これを見なかったことで、作品に分からないところがでできたりはしません

私の名前は 最上(もがみ) レア

現在高校1年の男子高校生だ

趣味はゲーム

今日は夏休み前最終日の学校に来ている。

「なあなあ、レア〜、お前夏休み何するー?」

そう話かけてきたのは家が近く小学校からの幼馴染み

(ひいらぎ) (ゆう)である

「んー、とりあえず部屋にこもって明日発売の

NWOをするかな」

NWOとは世界初のフルダイブ機能を搭載した

近未来的ゲームである

「やっぱりお前もするよなぁ、じゃ、ゲームの中で

会おうな!」

「おう!」

翌日

NWOの配信開始日は12時ぴったし

今は11時45分、そろそろゲームを始める準備を

始めよう。

まず手袋をはめて全身をペタペタ触る

その次にイヤホンをつけて準備完了!

時計を見ると12時になっていた。

ダイブするには、イヤホンを押しながら目をつぶるだけだ。

NWOへようこそ!

『まずは名前を決めてください』

名前は「レア」っと

『次にアバターを作ってください』

よし、アバター作りだ。

・・・なんで、女アバターなんだ?

おかしい、このゲームは顔はおろか性別すら変えられないはず、確かに、現実の顔とほとんど変わらない

自分でも言ってて悲しくなるが自分は顔がかなり女顔で声も高いのでよく女と間違えられる

でも、このアバターには圧倒的な違いがあるのだ。

そう、胸があるのだ。

身体を触ったのにおかしい、バグか?

うーん、まあ、男として役得だと考えよう。

次に身体の大きさを決めよう。

身体の大きさはリアルで障害がでないように

誤差10cmまでと決まっている。

私は現実の身長のままやろう。

ちなみに髪色は決められない。なぜなら、

この後にでてくる種族選択によって

髪色が変わるからだ。

『種族を選択してください』

『貴方は運命に選ばれました、ユニーク種族を表示します』

吸血鬼(真祖)

あらゆる弱点がない究極の吸血鬼。

体力が少ないが、MPが多く攻撃力も高い。

種族スキル・・・種族によって変わる固有のスキルのこと

夜の女王 LvMAX

時間が夜・暗闇だと全能力が10%upする。

ブラッドウェポン Lv1

血で武器を作る。大きさは使うMPによる割合消費で、MPの割合消費、ダメージ、硬さはスキルレベルによって変わる。

武の頂「血」

血に関する物について全て扱いやすくなる。


「これはやばいな、いや、やばいどころですましていいのか?」

明らかに強すぎる。

この種族がでてくるのはランダムなのか?

とりあえずゲーマーとしてこのチャンスを逃す手はないな。

種族

『吸血鬼「真祖」

を選択した場合のアバターを表示します。』

そうして表示されたアバターを見るとやはり女アバターだった。

髪は白く長く伸ばしてある、瞳は赤い、身長は160cm

の吸血鬼アバターだ

これで決定!

始まりの街「アルガ」

ザワザワガヤガヤ

配信スタートしたばっかりなので最初の街には人が溢れ返っている。

下を見るとやはり胸がある。感触が気になるが

触る気にはならない。

顔を両手で叩く。

「よし、レベルアップするぞ〜!」

ちょうど目についた木の看板に目をやると、

「うさぎの森は東」と書かれていた

東に向かうかぁ。

15分後

始まりの街でっか!

森まで15分もかかったんですが?

途中から走ってたのに!

まあいいや。それだけ全体のマップが広いってことだからね。

遊びがいがあるよ、ほんとに。

ガサガサガサ

少し歩いているとそんな音が聞こえてきた。

そして現れたのは、体長1m位ある2足歩行のうさぎがでてきた。

フォレストラビット

このゲームにおける最弱モンスター

基本的に群れで行動している

最弱モンスターと言ってもレベルが高ければ

負けることもある


目の前には1匹しかいない、多分はぐれたのだろう。

しかし、こちらとしては好都合だ。

スキル発動の仕方は頭の中で念じるだけで発動する。

ブラッドウェポン!

そう念じ、血の刀を作ってみた、

するとMPが3割ももっていかれた。

使う時は注意しないといけないな。

そして、武の頂「血」が発動し、頭の中に使い方が流れ込んでくる。

「なんか変な感じ〜」

親指、人指し指、小指に力を入れ横に薙ぎ払った。

すると、その刀は綺麗な線を描きフォレストラビットの首に直撃した。その瞬間、クリティカルと小さく

表示された。

どうやら急所に攻撃するとクリティカルダメージが入るようだ。

『フォレストラビット Lv1を倒しました。』

さすがに負けることは無いな。

MPを確認するとブラッドウェポンを使った時から減っていない。

「なるほど、この刀は使い続けられるのかな?」

時計を見るまだ午後1時だ。

狩りを続けるか。

2分後

見つけた。

フォレストラビットが3匹いる。

刀を手から離す

ブラッドウェポン「短剣」×2

短剣を作り、それを2匹に投げた。

そして2匹が怯んだ隙に、

「今だ!」

刀を手に取り、怯んだ1匹の心臓当たりを突く。

『クリティカル!』

よし次!

フォレストラビットが殴ってきたがギリギリで避け

腹に刺さっていたナイフを抜き、次は

喉に刺してやった。

『クリティカル!』

ラスト一体!

刀を上段で勢いよく振り下ろす。

が横にギリギリで躱され、右フックでカウンターを

もらってしまった。

HPが3割ほど減ってしまった。

まだLv2ということもあるだろうけど、

体力は確かにだいぶ低いな。

後ろに飛び、一旦体勢をたてなおす。

今度は、姿勢を低くして、勢いよく地面を蹴り、

フォレストラビットとの距離を詰める。

足をまず斬り、後ろに周り背中を斬る。

1歩後ろに下がり、フォレストラビットの振り払いを避ける、そして、上から下へと一刀両断する勢いで振り下ろす。

『クリティカル!』

「勝った〜」

群れになるとちょっと強いな。

多分武の頂「血」がなかったら負けてた。

『LvUP!』

『Lv1→Lv2』

レベルアップした!

とりあえず安全な街に帰ろう。

15分後

無事「アルガ」に着いた。

ステータスポイントを使おう。

ステータスポイントはレベルが上がるごとに、

10もらえる。

ステータスは5種類あり、筋力、生命力、俊敏、

器用さ、魔力の5種類ある。

筋力

攻撃力や武器を振る速度に関わってくる。

生命力

HPが上がる。

俊敏

移動する時の速さ。

器用さ

クリティカルがでやすくなったり、ダメージの最低値

が上がる。

魔力

MPの最大値が上がる。


自分の今のステータスは、

筋力20 生命力100 俊敏20 器用さ25 魔力30


吸血鬼「真祖」の説明には、HPが少ないと、

書いてあったが、これは少ない方なのだろうか。

こういうゲームは、基本全部に均等に分けるんじゃなくて、三つ位決めてそれを重点的に育てた方が

強いとされている。

よし、筋力に3、生命力に1、俊敏に2、器用さに3、

魔力に1振ろう。

すると、辺りが暗くなってきた。

夜になったのだ。

吸血鬼は暗視効果もあるらしい。

『夜になりました、モンスターが強くなります。

これからも表示しますか?』

しない。

夜になったってことは、私のスキル

「夜の女王」も発動してるはず。

狩りに行こう。

うさぎの森に帰ってきた。

ガサガサガサ

「早速きたな。」

フォレストラビットが3匹現れた。

3匹ともLv3だ。

でもこっちもLv2でさらにスキルも発動してる。

「いける!」

ブラッドウェポン「刀」!

地面を蹴り、一気に敵との距離を詰め、

首に一撃を入れる。

『クリティカル!』

刀を投げる。

その刀は防がれてしまうが、それは予想の範囲内。

ブラッドウェポン「鎌」!

それを、投げる!

クルクルと回転し、敵の首を狩り取った。

MPが5割まで減っているな。

さっきまでフォレストラビットがいた場所を見ると、

防がれた刀があった。

それを猛ダッシュで拾いに行き、敵をなぎ払う。

「クリティカルにならなかったか!」

敵のHPはまだ半分以上残っている。

敵の攻撃、左ストレートをが来たが、

刀を捨て、咄嗟の判断で、

ブラッドウェポン「手袋」!

これで(こぶし)の扱い方が上手くなるはず!

手の甲で敵の攻撃を受け流し、こちらも左ストレートでやり返す!

『クリティカル!』

そこから、連打連打連打〜!

『LvUPしました』

『Lv2→Lv4』

格上を相手にしたからか2レベルも上がったな。

レベルが上の敵の攻撃を受け流したからか、

HPがちょっと減っているな。

時計を見るともう6時半だった。

今はもう街に帰って晩飯食うかぁ〜。

無事街に着き、ログアウトする。

「ふう〜、疲れたー」

吸血鬼は体力が少ないから避けるために

集中力めっちゃ使うなぁ。

今日の夕飯は

カップ麺の醤油味です。

「やっぱりこれなんだよなぁー。」

『ピロン』

「ん、なんだ?」

あ、悠のこと忘れてた!

まっずい。


悠、まさかの3話ぶりの登場。ごめんね。

By作者


一気にラーメンを食べて「NWO」にログインする。

悠の話によると街の中央にある噴水にいるらしい。

そして、歩き始めた時、私は気づいてしまった。

自分の姿が女であることを。

まあ、いけるか、あいつバカだし。

また私は歩き出した。

おっ、あいつかなぁ〜。

「おーい、悠〜。」

「その声はレ、、、どちら様ですか?」

「顔で分かるだろ。」

「まぁ分かるけど、その胸はどうした?、w」

「笑うなぁぁぁ」

「まあまあ、落ち着けって。」

「でもなんで女アバターになってるんだろな。」

「なんか設定の時点でこうだったんだよ。」

「まあ自分はいいけどね。」

「レアがいいならいいか。」

「とりあえずフレンド登録するか。」

「一応聞くけど種族は何を選んだんだ?」

「私は吸血鬼だよ」

「まぁ、その髪だしな。」

「俺はハイヒューマンだ。」

ハイヒューマン

レア種族で基本種族のヒューマンよりスキルレベルが

上がりやすい。があまりMPが多くなく、身体的なスキルを覚えやすい。

「へえ〜、普通のヒューマンと差別化出来てるのいいね。」

「吸血鬼って基本種族だけど強いの?」

「あ〜、実は普通の吸血鬼じゃないんだよね。」

「え、じゃあもしかしてレア種族の高位吸血鬼ってこと?」

「違う。吸血鬼「真祖」らしい。」

「?」

「聞いたことないぞ」

「このゲームが言うにはユニーク種族らしい。」

「ユニーク?」

「聞いたことないな、でも明らかにレア種族より上だぞ。」

「だよな、これはお前との秘密だぞ。」

「わかった。それにしても、、wその姿面白いな。」

結局その後5分くらい同じような会話を馬鹿みたいに続けた。

「狩りに行くかぁ〜。」

「そうだな」

「悠は今何レベ?」

「聞いて驚け、俺は今、3Lvだ。大変だったんだぜー?夜はモンスターが強くなって特にな。」

「そういうお前はどうなんだよ、レア。」

「私はLv、、、」

「(; 'ω')ゴクリ」

「4でーす。はいお前の負けー。」

「負けたぁぁぁぁぁぁ」

「私がキャリーしてあげるよ。( ・´ー・`)ドヤァ」

「うぜぇー」

そうして雑談しながら森に向かった。

「やっぱこの街でけぇ〜」と悠

歩きながら雑談し、森に向かっていた。

「そういえば吸血鬼「真祖」の初期武器はなんだ?」

「初期武器?」

「ああそうだ、基本的にその種族各々の初期武器がある。まぁ自分は5種類から選べたけどな。」

「なにそれ•́ω•̀)?、そんなの知らないんですけど。

自分はスキルを使って武器を生み出すぞ、種類はなんでもいいらしい。」

「何そのチートスキル、、まあいい、主になんの武器を使ってるんだ?」

「私は刀だ。そっちは?」

「俺は王道の剣だ。やっぱり剣ってかっこいいじゃん?」

「それ、使えんの?」

「え?剣なんて振り下ろせば大ダメージだろ。」

「馬鹿が」

「は〜?そっちだって刀なんて使えんのかよ。」

「使えるよ!なんたって私にはスキルがあるからね。」

「お前チートすぎるだろ、ていうかお前スキル何個持ってるんだよ。」

「教えなーい。ほら、森に着いたぞ。」

そこから気を引き締めて歩き5分

「レア、いたぞ。フォレストラビットのLv2が1匹と

Lv3が2匹だ。」

「まあ弱いな」

「行くぞ!」

悠が先陣を切り、1番前にいたフォレストラビットを

なぎ払う

そして後ろから私がブラッドウェポン(刀)!

刀を作り、左から右に斬りつけ、右に誘い

3匹を1箇所に集めた。

すると悠が「身体強化!」と言い急スピードで敵を上段から振り下ろし一気に倒した。が、1匹外したようだ。

「レアッ!」

ハイハイやりますよ〜っと

逃げるフォレストラビットに刀を投げる。それも避けられたが、予想範囲内。

「ブラッドウェポン(短剣)」

投げた。それが足にあたり、怯んだその隙にさっき外した刀を拾い隙だらけのフォレストラビットの背中に刀を刺す!

『Lvが5に上がりました』

「お、Lvが5にあがった。」

「俺も4になったぞ。」

『ゲームで初めてLv5になりました。

称号「早熟」を獲得しました。

Lvが5になる間1度も倒れませんでした。

称号「命優先」を獲得しました。』

「なんか称号貰ったんだけど。」

「・・・なんかユニーク種族やらを聞いてたら称号程度じゃ驚かなくなってきた。称号っていうのは、

ゲーム内で特定の条件を満たした際に貰えて、ステータスなどが強化される。」

早熟

獲得する経験値が2倍になる

命優先

生命力 +5


なんか早熟って称号ヤバそうだな、黙っておこう。

「なんて称号貰ったんだ?」

「命優先って称号貰ったぞ生命力が少し上がるらしい。」

「まあまあだな。でも俺も称号欲しいなぁ。」

その後もなんだかんだ言いつつ狩りを続け、気づけば

3時間経っていた。

私はLv9 悠はLv8になっていた

「なんでLvが追いつかないんだよぉぉぉ」

「バトルの活躍度かな?」

「喧嘩うってんの?」

「まあスキルのおかげで夜はステータスあがるからな。」

「ずるすぎワロタ」

「悠は何にステータス振った?」

「とりあえず筋力を主に上げて生命力と俊敏も上げてる」

「なるほど、じゃあ私は俊敏と魔力と器用さを上げよっと」

俊敏に15ポイント 魔力に10ポイント

器用さに10ポイント

残りの15ポイントはなにかの時に残しておこう。

「じゃ、私はそろそろ終わるわ。」

「おけ」

『レアがログアウトしました』

「ふう、楽しかったなあー、明日もやるかぁ」


NWO #1~#5

おわり

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