NWO #4
無事街に着き、ログアウトする。
「ふう〜、疲れたー」
吸血鬼は体力が少ないから避けるために
集中力めっちゃ使うなぁ。
今日の夕飯は
カップ麺の醤油味です。
「やっぱりこれなんだよなぁー。」
『ピロン』
「ん、なんだ?」
あ、悠のこと忘れてた!
まっずい。
悠、まさかの3話ぶりの登場。ごめんね。
By作者
一気にラーメンを食べて「NWO」にログインする。
悠の話によると街の中央にある噴水にいるらしい。
そして、歩き始めた時、私は気づいてしまった。
自分の姿が女であることを。
まあ、いけるか、あいつバカだし。
また私は歩き出した。
おっ、あいつかなぁ〜。
「おーい、悠〜。」
「その声はレ、、、どちら様ですか?」
「顔で分かるだろ。」
「まぁ分かるけど、その胸はどうした?、w」
「笑うなぁぁぁ」
「まあまあ、落ち着けって。
でもなんで女アバターになってるんだろな。」
「なんか設定の時点でこうだったんだよ。」
「まあ自分はいいけどね。」
「レアがいいならいいか。」
「とりあえずフレンド登録するか。」
「一応聞くけど種族は何を選んだんだ?」
「私は吸血鬼だよ」
「まぁ、その髪だしな。」
「俺はハイヒューマンだ。」
ハイヒューマン
レア種族で基本種族のヒューマンよりスキルレベルが
上がりやすい。があまりMPが多くなく、身体的なスキルを覚えやすい。
「へえ〜、普通のヒューマンと差別化出来てるのいいね。」
「吸血鬼って基本種族だけど強いの?」
「あ〜、実は普通の吸血鬼じゃないんだよね。」
「え、じゃあもしかしてレア種族の高位吸血鬼ってこと?」
「違う。吸血鬼「真祖」らしい。」
「?」
「聞いたことないぞ」
「このゲームが言うにはユニーク種族らしい。」
「ユニーク?」
「聞いたことないな、でも明らかにレア種族より上だぞ。」
「だよな、これはお前との秘密だぞ。」
「わかった。それにしても、、wその姿面白いな。」
結局その後5分くらい同じような会話を馬鹿みたいに続けた。
「狩りに行くかぁ〜。」
「そうだな」
「悠は今何レベ?」
「聞いて驚け、俺は今、3Lvだ。大変だったんだぜー?夜はモンスターが強くなって特にな。そういうお前はどうなんだよ、レア。」
「私はLv、、、」
「(; 'ω')ゴクリ」
「4でーす。はいお前の負けー。」
「負けたぁぁぁぁぁぁ」
「私がキャリーしてあげるよ。( ・´ー・`)ドヤァ」
「うぜぇー」
そうして雑談しながら森に向かった。
NWO #4
おわり
今回は会話ばっかりであまり話が進みませんでした。
ですが次回は2人の連携プレイを頑張って文章化したいと思います。
次回も是非読んで見てください。