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エゴイスト、もしくは鏡

掲載日:2020/02/13

 世界とは?

 敵だ。


 世界とは?

 壁だ。


 世界とは?

 鏡だ。


 世界とは?

 夢だ。


 世界とは?

 私だ。


 世界とは?

 絶望だ。


 世界とは?

 孤独だ。


 世界とは?

 虚像だ。


 世界とは?

 芸術だ。


 世界とは?

 羨望だ。


 世界とは?

 終わりのない問いだ。


 世界とは?

 わかりあえないものだ。




 世界とは? 世界とは? 世界とは?

 世界とは? 世界とは? 世界とは?

 世界とは? 世界とは? 世界とは?




 世界とは。


 世界だ。




 □


 私は、そう。ひとりだった。ずっとずっとひとりだった。

 でもそれは、別に寂しくなかった。ないって胸を張っていた。

 人は誰しもひとりだから。だからこれこそが普通だと、納得していた。




 なのに。なのに君がきた。私の前にきた。バカみたいな顔でへらへら笑って、バカみたいな顔で喚き、バカみたいな顔で泣いて、バカみたいな顔でバカみたいに諭して。

 バカみたいな顔して、その実本当にただのバカで。


 君は私を否定した。

 君は私を擁護した。

 君は私をバカにした。

 君は私を褒め讃えた。




 そうして、私に〇〇を押し付けた。




 それは、エゴだ。君のエゴだ。私に押し付けようとする、利己的なエゴだ。

 だから私は、拒絶した。押し付けられるエゴを、私の勝手なエゴで拒絶した。


 意見は平行線。交わることはない。これが世界だ。わかりあうことなんてできやしない。

読んでいただき、ありがとうございました。

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